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【比較試乗】最新「BMW 5シリーズ」はリラックスして乗れる「523i」と怒涛の加速を見せる「i5 M60」でどちらを選ぶ?
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【比較試乗】最新「BMW 5シリーズ」はリラックスして乗れる「523i」と怒涛の加速を見せる「i5 M60」でどちらを選ぶ?
【比較試乗】最新「BMW 5シリーズ」はリラックスして乗れる「523i」と怒涛の加速を見せる「i5 M60」でどちらを選ぶ? | 4枚目の写真(全15枚)
523iが積む2.0リッター直列4気筒ターボ。最高出力190PS/5000rpm、最大トルクは310Nm/1500-4000rpm。欧州仕様の0-100km/h加速は7.5秒。WLTCモード燃費は14.4km/Lとなる。
エンジンは存在しないが、i5 M60のボンネット下はそれらしいカバーで覆われている。モーターはフロントが261PS/365Nm、リヤが340PS/430Nm。欧州仕様の0-100km/h加速は3.8秒だ。
523i。インパネは各種スイッチを極力減らし、エアコンの送風口も目立たない位置にするなど、シンプルなデザイン。クリスタルガラス仕立てのセレクターレバーやiDriveダイヤルが新鮮だ。
523iはMスポーツではない「エクスクルーシブ」という豪華仕様。新型は「ヴェガンザ」というヴィーガンレザー・トリムが標準だが、試乗車はオプションのメリノレザー・パッケージを装着。
523iはMスポーツではない「エクスクルーシブ」という豪華仕様。新型は「ヴェガンザ」というヴィーガンレザー・トリムが標準だが、試乗車はオプションのメリノレザー・パッケージを装着。
ツインモーターEVの破壊力に後輪までを操舵するアクティブステアリング、ロールを抑制するアクティブスタビライザーなど、“全部乗せ”のi5 M60は5シリーズの常識を覆すパフォーマンスを披露する。
523iは5シリーズに期待する爽快な走りをさらに深化させてきた印象。これは車重の増加(試乗車は1810kg)に加え、48Vマイルドハイブリッド化によるモーターアシストの効果もあるだろう。
タイヤ&ホイールはi5 M60が20インチ、523iは通常18インチだが、試乗車はプラス・パッケージを装着し19インチにアップグレード。タイヤは両車ピレリPゼロだった。
タイヤ&ホイールはi5 M60が20インチ、523iは通常18インチだが、試乗車はプラス・パッケージを装着し19インチにアップグレード。タイヤは両車ピレリPゼロだった。
こちらはi5 M60。走行モードに応じてライティングを変化させる「インタラクション・バー」は、「スポーツ」を選ぶとブルーとレッドのMカラーに。ディスプレイは12.3インチ+14.9インチ。
Mスポーツ仕様はシート表皮がアルカンターラ+ヴェガンザのコンビネーションに。パノラマ・ガラス・サンルーフはバワーズ&ウィルキンス製オーディオなどとのセットオプション。
Mスポーツ仕様はシート表皮がアルカンターラ+ヴェガンザのコンビネーションに。パノラマ・ガラス・サンルーフはバワーズ&ウィルキンス製オーディオなどとのセットオプション。
トランクルーム容量は523i(写真)が520リットル、i5 M60はフロア部分がやや高くなり490リットルに。分割可倒式シートは両車ともに備わる。
523iとi5 M60で表情は大きく異なる。ただし523iもMスポーツになるとi5 M60同様のバンパーとなり、凄味が増す。一方、ブラックアウトされたグリル(?)+周囲が光るアイコニック・グローはi5 M60専用のアイデンティティ。この顔が迫ってきたら気をつけるべし。
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