Alfa Romeo Tonale Police
1950年代からパトカーとして活躍するアルファロメオ
11月29日、イタリア国家警察のスカイブルーとホワイトの特殊カラーリングを纏った「アルファロメオ トナーレ」が、トリノのアルファロメオ・チェントロ・スティーレにおいて公開された。トナーレのイタリア国家警察仕様は、12月からイタリアの各地域の総合予防・公共救助事務所と警察署に配備され、治安維持やパトロールに使用される。
イタリア国家警察仕様は、163PSを発揮する1.5リッター直列4気筒直噴ターボエンジン、プラグインハイブリッドシステム、7速AT搭載モデルをベースに、警察用車両として防弾・飛散防止プロテクション、ルーフやグリルの散光式パトライトなどが導入された。
2022年にステランティスは、イタリアの国家警察の法執行機関向け入札に参加。2024年前半までに合計850台の警察用車両が納品される予定だ。
イタリアの国家警察とアルファロメオとのパートナーシップは、第2次世界大戦後の1950年代に、1900 スーパー TI スペチアーレからスタート。この関係はその後も続き、ジュリエッタ 1300 、ジュリア スーパー 1600、33、155、159、そしてジュリアと歴代モデルに置き換えられてきた。