「i」マークはどこにある?表示される主な場所とは

「i」マークはどこにある?表示される主な場所

「i」マークは、主にサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、高速道路本線上やIC付近の案内標識に表示されている。

SAやPAでは、施設マップや電光掲示板、案内看板にこのマークが掲出されており、交通情報・施設情報・地域案内などを取得できる場所を示している。大型SAには観光案内所やインフォメーションカウンターが設置されており、係員による対応を受けることも可能だ。

また、案内標識上の「i」マークは、「この先に情報が得られる拠点がある」ことを示す目印として機能している。見逃さずに活用すれば、より安全で効率的なドライブをサポートしてくれる。

「i」マークのある施設で得られる情報は?

事故や通行止めの最新情報をi(インフォメーション)で確認することができる。

「i」マークのある施設では、以下のような実用的な情報をまとめて入手することができる。交通状況に関しては、渋滞や事故、通行止めの最新情報が掲示板やモニターで提供されており、目的地までのルートや所要時間の再検討に役立つ。また、降雪・濃霧・強風などの気象に関する注意喚起も行われ、季節や地域に応じたリスク判断が可能だ。

さらに、観光マップや周辺施設のパンフレットが設置されており、目的地選びや立ち寄り先の計画にも使える。バスやタクシーなど、連絡交通機関の案内がある場合もあるため、観光利用者にとっても心強い。

加えて、災害時の避難情報や緊急時の連絡先、AEDの設置場所といった安全関連情報も明記されており、非常時の判断にもつながる。つまり「i」マークのある場所には、日常のドライブから緊急対応までを支える情報が集約されている。

災害時にも頼れる存在、道中のセーフティネット

「i」マークが示すインフォメーション施設は、災害時にも強い味方だ。地震や台風、大雨などで通信が不安定になった場合、スマートフォンに頼れない状況も想定される。そのような中でも、「i」マークのある案内所では、最新の通行情報や気象情報が掲示・更新され、緊急時の避難所案内や応急対応の情報も提供されている。情報が遮断された状況でも、冷静な判断と行動を支える“現地の拠点”として機能する。

情報を得ることが、安心の第一歩になる

NEXCOでは、高速道路の交通情報(iHighway)をスマホ端末で確認できるサービスも展開している。

「i」マークは、高速道路を利用するすべてのドライバーに向けられた“判断支援のサイン”である。交通状況、天候、観光地、緊急時の対応などの情報をひとつでも把握しているかどうかが、ドライブの快適さと安全性を大きく左右する。

とくに近年では、スマートフォンが主な情報源となっているが、通信障害やエリア外ではその限界もある。そんなときこそ、「i」マークのある施設が真価を発揮する。だからこそ、「i」マークを活用しながら、渋滞や天候の変化に柔軟に対応し、より快適で、そして何より安全なドライブを心がけてほしい。