一番売れた日本車は?
世界第二位の自動車市場、アメリカ。世界の自動車メーカーにとって、最重要の市場であることは間違いない。その市場でどのモデルがもっとも売れたのか? 2025年のQ1-Q2(1-6月)の北米販売台数を見ていこう。
北米で販売している日本メーカーは、トヨタ(レクサス含む)、ホンダ(アキュラ含む)、日産(インフィニティ含む)、スバル、マツダ、三菱だ。
では、今年上半期、アメリカで売れた日本車TOP10を発表しよう。

2025年上半期JOEM北米販売台数
| 順位 | ブランド | モデル名 | 販売台数 |
| 1 | トヨタ | RAV4 | 239,451 |
| 2 | ホンダ | CR-V | 212,561 |
| 3 | トヨタ | カムリ | 155,330 |
| 4 | トヨタ | TACOMA | 130,873 |
| 5 | ホンダ | シビック | 128,236 |
| 6 | トヨタ | カローラ | 120,052 |
| 7 | 日産 | ROGUE | 109,563 |
| 8 | SUBARU | フォレスター | 95,972 |
| 9 | SUBARU | クロストレック | 90,334 |
| 10 | 日産 | SENTRA | 85,523 |
トップはトヨタRAV4。昨年同期の24万8295台と比べると若干セールスを減らしているが、フルモデルチェンジを受ける2026年モデルが発表されている(つまりモデル末期)にもかかわらず、売れ続けているのはスゴイ。

アメリカでのベストセラーといえば、ホンダ・アコードを思い浮かべる人もいるかもしれない。ちなみに、アコードの販売台数は6万7965台だった。
マツダでもっとも売れたのは、CX-5で7万260台。三菱はアウトランダーの1万9813台だった。
RAV4のライバルである、ヒョンデTucsonは11万3310台、シボレーEquinox(EV含む)は、15万7638台だった。
アメリカで一番売れたのは、やっぱりあのモデル

| 順位 | ブランド | モデル名 | 販売台数 |
| 1 | フォード | F-Series | 399,819 |
| 2 | シボレー | Silverado | 283,812 |
| 3 | トヨタ | RAV4 | 239,451 |
今度は、日本ブランドに限らず、2025年上半期にアメリカでもっとも売れたクルマTOP3だ。相変わらず、アメリカでもっとも愛されているのは、フォードのFシリーズだ。アメリカ人にとってやはりピックアップトラックは、下駄代わりということなのだろう。