「i」マークはどこにある?冬のドライブで意識したい表示場所

「i」マークは、主にサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、高速道路本線上やIC付近の案内標識に表示されている。
SAやPAでは施設マップや電光掲示板にこのマークが掲出されており、冬季のチェーン規制情報、積雪状況、気象警報などを確認できる。大型SAには観光案内所やインフォメーションカウンターが設置されており、係員による案内を受けることも可能だ。
また、案内標識上の「i」マークは「この先で必要な情報が得られる場所がある」ことを示す目印となる。特に雪道では「どこで情報を取得できるか」が安全運転の大きなポイントになるため、見逃さずに活用したい。
「i」マークのある施設で得られる冬季の重要情報

「i」マークのある施設では、冬の運転に必要なさまざまな情報を一度に把握することができる。
渋滞や事故といった最新の交通状況はもちろん、通行止めやチェーン規制といった冬季特有の情報も随時更新されている。さらに、降雪や凍結、吹雪などの気象警報・注意報も確認でき、目的地までのルートや所要時間をどう見直すべきかを判断する材料になる。
また、周辺の観光情報や立ち寄りポイントの案内もあり、休憩計画の調整にも役立つ。加えて、緊急時の避難案内や連絡先、AEDの設置場所といった安全に関わる情報もまとめられているため、万が一の際にも冷静に対処しやすい。
特に冬場は、天候の急変や路面状況の悪化が短時間で起こりやすい季節であり、こうした情報を現地で確実に得られる「i」マークの存在は、ドライバーにとって大きな味方となるはずだ。
情報を得ることが、冬の安全運転の第一歩

「i」マークは、高速道路を利用するすべてのドライバーに向けられた判断支援のサインである。交通状況、天候、観光地、緊急時の対応などの情報をひとつでも把握しているかどうかが、冬のドライブの安全性と快適さを大きく左右する。
冬季は特に、スマートフォンだけに頼るのはリスクが高まる。通信障害や電波の届きにくい区間では限界があるため、「i」マークのある施設を積極的に活用してほしい。
「情報を知ること」は、雪道や凍結路を走るうえで最も確実な防御手段のひとつだ。「i」マークを味方につけながら、天候の変化や道路状況に柔軟に対応し、より安全で安心な冬のドライブを心がけてほしい。
