オートサロンでは”パフォーマンスシーン”をフィーチャー

スバルは2025年に開催された『ジャパンモビリティショー2025』において、同社のブランドを際立たせる二つの柱を掲げた。ひとつがモータースポーツに象徴される”走り”をフィーチャーした「パフォーマンスシーン」。もうひとつが、アウトドアなどのアクティブなライフスタイルをフィーチャーした「アドベンチャーシーン」だった。

『東京オートサロン2026』のスバルブースの様子。ベールに包まれたモデルが発表今や遅しと待っている。3ボックスのシルエットはWRX系であることをうかがわせた。

『東京オートサロン』はカスタムカーの祭典。「アドベンチャーシーン」的なカスタムもアリではあるが、スバルそしてSTIは『東京オートサロン』においてはスポーツ路線を貫いてきており、今回の展示内容も「パフォーマンスシーン」に絞ってきた。

【速報】WRXの6速MT&アウトバックが日本で復活!? スバルはココが見どころ!【ジャパンモビリティショー2025】 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

「ブランドを際立たせる」2つのシーン スバルブースのテーマは「ブランドを際立たせる」。航空機メーカー・中島飛行機を原点とするスバルは「安全と愉しさ」を掲げそのブランドを磨き続けてきた。しかしそれはメーカーによる一方的なも […]

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『ジャパンモビリティショー2025』のスバルブース。

WRX S4とレヴォーグに加えインプレッサの特別仕様車をお披露目

事前の出展情報として公開されてはいたものの『東京オートサロン2025』には特別仕様車WRX S4とレヴォーグの 「STI Sport “R-Black Limited Ⅱ”」と、インプレッサ「STI Performance Edition」の実車がお披露目された。

WRX S4 「STI Sport “R-Black Limited Ⅱ”」
特別設定色の「サンライズイエロー」(他に5色設定あり)とブラックのコントラストでスバルのスポーティマインドを加速させる。
レヴォーグ 「STI Sport “R-Black Limited Ⅱ”」
専用装備としてウルトラスエード®シート[ブラック(ブラックステッチ、イエローパーフォレーション)]を装着。フロントシートはSTIロゴ入りのレカロ製だ。18インチアルミホイールはマットブラック塗装。
インプレッサ「STI Performance Edition」
STI製の内外装アクセサリーとタワーバーなどのパフォーマンスパーツを装着し、スポーティさをカジュアルに楽しめる。STiロゴ入りルーフスポイラーや専用エンブレムに注目だ。

価格はWRX S4「STI Sport “R-Black Limited Ⅱ”」が530万2000円〜。レヴォーグ「STI Sport “R-Black Limited Ⅱ”」が468万6000円(1.8L)/536万8000円(2.4L)。インプレッサ「STI Performance Edition」が356万8000円(ST)/377万1570円(ST-H)に、さらに+14万2230円のプラスパッケージも用意する。

いずれも受注販売の形をとっており、台数制限は無いようだ。

ついにWRXの6速MT仕様「WRX STI Sport♯」が発売される

何よりのニュースが、プレスカンファレンスでアンベールされた「WRX STI Sport♯」だ。これは多くのスバルファンが待ち望んでいた6速MT仕様のWRX。『ジャパンモビリティショー2025』でパフォーマンスB STIコンセプトでハッチバックながらFA24ターボ+6速MTを展示しており、いよいよ6速MTのWRXが登場するのでは?という憶測が『東京オートサロン2026』で実現した。

プレスカンファレンスにてアンベールされたWRX STI Sport♯(プロトタイプ)。

現状では「プロトタイプ」との但し書きが付くものの、その仕様は市販モデルとしてみても遜色ない出来映え。これまでも特別仕様車としてリリースされてきた「Sport#」の名を冠しているだけに、6速MTであることを除けばその系譜にあることは間違いないだろう。

スエードのインテリア加飾にレカロシートを装着。同じくスエード表皮のレカロシートはイエローパーフォレーションが施されており、「STI Sport “R-Black Limited Ⅱ”」と同じもののように見えた。

市販時期については「春予定」とされており、これまでと同じく台数限定。その台数については現時点では未公表で、販売が先着になるのか抽選になるのかもまだわからない。2024年の『東京オートサロン2024』で発表された「WRX S4 STI Sport#」の500台がひとつの目安となるかもしれない。

WRX STI Sport♯(プロトタイプ)の6速MT。通常のTY75系か、それとも大トルク対応のTY85か……。パフォーマンスB STIコンセプトにはあったDCCD(ドライバーコントロールセンターデフ)は装備されていない。

また、価格についても現時点では未公表ながら、こちらも「WRX S4 STI Sport#」に近いところとの説明があった。昨今の自動車価格の高騰を考えると「WRX S4 STI Sport#」の623万7000円よりは高くなるとは思われるが、800万円のS210ほどにはならないのではないだろうか?

WRX STI Sport♯(プロトタイプ)。リヤスポイラーは大型ではなくトランクスポイラーが装着されていた。

その仕様や詳細は追ってお知らせしたい。

乗り換えでるのではなくアップグレードして長く楽しむカーライフ

スバルは、自社ユーザーが1台のクルマを長く乗り継ぐ、場合によっては親子孫へと受け継がれるケースもあることから、クルマを売って終わりではなくハードウエアやソフトウエアでバージョンアップさせるサービスをスタートしている。『ジャパンモビリティショー2025』でも言及されていたが、『東京オートサロン2025』でもあらためてサービスが紹介された。

現行型レヴォーグの走りを足回りの変更でWRX S4並に高める「SUBARU Dynamic Motion Package」。
同じく現行ヴォーグの静粛性を遮音材の追加などでワンランクアップさせる「SUBARU Comfort Quiet Package」。

他にも純正の機能はそのままにドレスアップができるスエード素材のステアリングとシフトノブ「SUBARU Ultrasuede® Package 」などと合わせて2026年春頃から導入予定とされている。

フォシャルグッズやアイテムを販売する物販ブースはファン必見。今回初登場のニューアイテムもある。詳細は改めて紹介しよう。

3台の特別仕様車に待望のMTを搭載したWRX STI Sport♯(プロトタイプ)、是非とも『東京オートサロン2026』に足を運んで実車をその目で確かめて欲しい。