スズキがインドネシアでの四輪車累計生産300万台を達成!

スズキのインドネシアにおける四輪・二輪生産子会社スズキ・インドモービル・モーター社(以下SIM)は、12月6日に四輪車累計生産300万台を達成し、1月16日にチカラン工場で記念式典を行った。

49年9カ月で累計生産300万台を達成。300万台目の車両は「エルティガ ハイブリッド」

エルティガ ハイブリッド

スズキのインドネシアにおける四輪・二輪生産子会社スズキ・インドモービル・モーター社(以下SIM)は、12月6日に四輪車累計生産300万台を達成し、1月16日にチカラン工場で記念式典を行った。

SIMは1976年3月にプロガドゥン工場で四輪車の生産を開始した。1991年にはタンブン工場、そして2015年にはチカラン工場で生産を開始し、現在はキャリイ、XL7などを生産。今回、46年9カ月で四輪車累計生産台数300万台を達成した。300万台目の車両はチカラン工場で生産された「エルティガ ハイブリッド」だった。なお、SIMでは四輪車に加えて、タンブン工場で二輪車の生産も行っている。

エルティガ ハイブリッド

SIMの瀬崎社長は記念式典のなかで、このように述べた。
「スズキは、我々の社是、『お客様の立場になって価値ある製品を作ろう』に沿い、インドネシアおよび輸出先のお客様にご満足いただけるような商品をこれからも提供してまいります。今回の累計300万台到達にあたりご支援いただいた関係者の皆様、どうぞ引き続きご協力をお願い申し上げます」

今後もスズキは、必要とされるモビリティの提供を通じてインドネシアの自動車産業の発展に貢献していく。

スズキ・インドモービル・モーター社 概要
・社名:PT Suzuki Indomobil Motor(スズキ94.9%出資)
・本社・工場所在地:本社プロガドゥン/工場タンブン、チカラン
・従業員数:約4000名(2022年11月末現在)
・四輪車生産実績(2021年度):13.4万台(タンブン工場:7.8万台、チカラン工場:5.6万台)
・現在の四輪車生産モデル
タンブン工場:キャリイ、APV
チカラン工場:エルティガ、XL7

スズキ・インドモービル・モーター社 歴史
1970年:タンブン工場にて二輪生産開始
1976年:プロガドゥン工場にて四輪生産開始
1991年:タンブン工場にて四輪生産開始
2004年:多目的車「APV」生産開始
2012年:3列シートの7人乗り小型乗用車「エルティガ」生産開始
2015年:チカラン工場にて四輪生産開始

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