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洗車にメンテと、ここ数年で作業ツールの電動化が急速に進んだ。用途そのものの広がりはもちろん製品バリエーションもより豊富になり、クラス分けもまたしかり。それぞれに一長一短があるだけに、自分なりの要望に合った1台をより選びやすくなっているとも言える。
意外にも価格はお手頃!? ビギナーが手に入れる最初の1台としてもアリ!
なかでも効率的な洗車に必要なアイテムといえば、高圧洗浄機に掃除機、そしてホコリや水分などを吹き飛ばせるブロアーが三種の神器と言えるだろう。それぞれ専用ジャンルを築く王道の人気ツールながら、そんな3つの機能を1台に集約してしまったのがこの製品。『Vittorio ZC-705-15』だ!
7.3kgのコンパクトなボディに泡洗浄も可能な高圧洗浄機と強力なバキュームクリーナー、そしてブロアー機能まで備えたアイテムなのだ。しかもそれぞれの機能が単体機と同等レベルの性能を持っており、洗車作業の効率も格段に向上する。
三機能ともに十分なパワーで作業もはかどる!
パッケージを開封してまず驚くのは、その付属品の多さ。高圧洗浄ノズルが2本とフォームランス、バキューム用ノズルとブロアー用ノズルなど、すべてを本体にセットすることは不可能だった。コンパクトな梱包箱にしまうのも面倒なので別に収納を考える必要がありそうだ。
高圧洗浄、バキューム機能は単体機並みの力強さ。ブロアー機能はバキュームの排気を利用しているため、単体機ほどの力強さはないが、ホコリや水滴を吹き飛ばすには十分。比較的軽量なので、持ち運びもしやすかった。
全体として見ると、高圧洗浄機とバキュームクリーナー、ブロアーをそれぞれ単体で買うよりコストパフォーマンスは抜群に良い。故障するとすべての機能が使えなくなる複合機特有のウィークポイントはあるものの、初めての高圧洗浄機+αとしてオススメだ。