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ダイナミクスとエレガンスが融合したエクステリア
メルセデス・マイバッハ EQS SUVは、SUVのダイナミックなスタイリングにブランドの個性を与えるエクスクルーシブさが加えられて、デザイン豊かなルックスに仕上げられている。フロントは、ブランドらしいブラックパネルに、クロームメッキを施した縦長のトリムストリップが配され、立体的な奥行きが表現されている。
大型ブラックパネルは初めてスムーズに開閉できるようになっている。美観を損なうレーダーセンサーは完全に統合され、もはや見えなくなっている。エアインテークにはクロームベゼルで引き締められ、高級車らしい威厳を見せている。
サイドから見ると、サイドウィンドウとBピラーを丸々クロームベゼルで仕上げた大胆なデザインが特徴的だ。この装飾によってリアキャビンの長さを際だたせている。Dピラーにはマイバッハエンブレムが配されて上質さが強調されている。ホイールアーチはハイグロスブラックで引き締められている。
ホイールは21インチまたは22インチの専用アロイホイールと鍛造ホイールが装着されている。リアビューは直線ラインで結ばれたテールライトユニットで、エクスクルーシブなキャラクターが表現されている。
とにかく快適性に特化したインテリア
ダッシュボードには、3つのディスプレイすべてに「ゼロレイヤー」とメルセデス・マイバッハ専用のスタートアップアニメーションを備えたMBUXハイパースクリーンが標準搭載されている。数々の専用装備として、「マイバッハ」モードでのインストルメントクラスターではアニメーションが表示。2本のチューブのポインターは、速度やドライビングスタイルに応じて、風に乗って優雅に動くシルクスカーフのようなデザインになっている。
同時に数字の大きさもアニメーション変化し、丸い計器の周囲は、ブランドらしいローズゴールドで統一されている。チューブとは別の表示形態として、スポーティな「ピュアEV」スタイルがあり、立体的なパフォーマンスバーがそれぞれの走行状態(走行中、加速中、充電中)を伝えてくれる。
後席の乗員も、前席の背もたれに設置された2つの11.6インチディスプレイで、同じように幅広いインフォテインメント機能と快適性を体験することができる。標準の搭載システムによって複数のディスプレイでコンテンツを迅速かつ簡単に共有することができるようになっている。
さらに、車外でも使用できる「MBUXリアタブレット」や「MBUXインテリアアシスト」も標準装備されている。カメラ機能によって身体や手の動きから乗員の操作要求を認識し、読書灯の点灯などを実行させることも可能。室内装備には、4つの急速充電USB-Cポート、2つのHDMIポートを備えている。
マイバッハ EQS SUVでは、ブランドが誇る最高レベルの居住性も約束されている。電動モビリティでハードルとなるロードノイズも、メルセデスEQSの優れた騒音・振動の快適性をベースに優れた遮音性が確保されている。これは、フロントとリアの電動ドライブトレインのカプセル化、フロントアクスルの革新的なサポートフレーム、ラバーマウントを介して二重にデカップリングされたドライブユニットによって確立されている。
さらに、室内空間の空気清浄を行う「HEPAフィルター」、特別なフレグランスを施す「エアバランス・パッケージ」、究極のサウンドエクスペリエンスを誇る「Burmester 4Dサラウンドサウンドシステム」を標準で搭載している。