じつはGA-F最小モデルがランドクルーザー250 もっとも大きいのはレクサスLX？タンドラ？タコマ？セコイア？

新型ランドクルーザー250は、TNGAのGA-Fを採用した本格オフローダーだ。全長×全幅×全高：4925mm×1980mm×1870mmの堂々たるサイズのランクル250だが、じつはGA-Fモデルのなかで「最小」なのだ。他にどんなモデルがあるのだろうか？

GA-Fプラットフォームとは？

本格オフローダーの証、「ボディ・オン・フレーム」、重要なのはフレームだ。トヨタの技術基盤であるTNGAでフレームを用いるモデルに使われるのがGA-Fだ。

ランドクルーザー用は、本格オフローダーに最適なラダーフレーム構造をベースに、部分的に最大5mmもの鋼板を採用しながら、世界初の曲線テータードウェルドブラク、超ハイテン材を適材適所に使ったフレームだ。剛性アップと軽量化を両立させたのがGA-Fだ。

フレーム構造は、フレームを伸び縮みさせればホイールベースを変えることができる。が、もちろんモデルごとにホイールベースを変えては生産効率が上がらない。

ということで、GA-Fでもっとも短いホイールベースは2850mmだ。
その2850mmのホイールベースのモデルが、次の4車種だ。

レクサスLX
全長×全幅×全高：5100mm×1990mm×1885mm

ランドクルーザー300
全長×全幅×全高：4985mm×1980mm×1925mm

レクサスGX
全長×全幅×全高：4960mm×1980mm×1870mm

ランドクルーザー250
全長×全幅×全高：4925mm×1980mm×1870mm

堂々たるサイズのレクサスLXだが、もっと大きなモデルがある。

2850mmのホイールベースからさらに250（249mm）も長いのがセコイアだ。

トヨタSEQUOIA（セコイア）
全長×全幅×全高：5286mm×2022mm×1885-1974mm
ホイールベース：3099mm

大きい！パワートレーンはV35A-FTS i-Force MAX、つまり3.5L・V6ツインターボ＋10ATでエンジンとトランスミッションの間にモーターを組み込んだハイブリッド、「i-Force MAX」だ。北米向けだから、ディーゼルはなし、なのだ。

さらに大きいのは
トヨタTACOMA
全長×全幅×全高：5392mm×1890mm×1793mm
ホイールベース：3236mm

さらに大きい！パワートレーンはT24A-FTS、つまり2.4L直列4気筒ターボ、あるいはそれに i-Force MAXを組み合わせたハイブリッドが選べる。これは、北米に再投入される新型ランドクルーザー250と同じパワートレーンだ。ただし、トランスミッションに6MTも設定されているのが相違点。

トヨタTUNDRA
全長×全幅×全高：5933mm／6414mm／6238mm×2032mm×2032mm
ホイールベース：3701mm（ダブルキャブ・スタンダード）／4181mm（ダブルキャブロング）／4006mm(Crew Max）

で、デカイ。トヨタのベストセリング・ピックアップトラック、タンドラはホイールベースが3種類ある。最大仕様は
全長×全幅×全高：6238mm×2032mm×2032mm
だ。パワートレーンはV35A-FTS（3.5L・V6ツインターボ）＋ i-Force Maxだ。