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BEVモデルの加速力に驚嘆 スムーズな走行性能も好印象
2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーを輸入車として初受賞したのが、北欧ボルボのコンパクト・シティSUVであるXC40だ。
エクステリア
現在のモデルラインナップは、世界の自動車メーカーの中でいち早く全車電動化に舵切りしたボルボだけに48VハイブリッドモデルとRechargeと呼ばれる電気自動車のみの展開となる。
インストルメントパネル
定評ある世界最高峰の安全性能、先進運転支援システムに加え、インフォテイメントシステムの充実ぶりにも注目で、Google搭載、アンドロイドベースの新しいインフォテイメントシステムを今では全モデルに採用。ハイブリッドナビ、車載SIMとともにフル搭載している。
居住性
顔つきが専用となるXC40Recharge(BEV)は4WDのツインモーター、一充電走行距離484㎞(WLTCWモード)。大径20インチタイヤを履くため、荒れた路面ではロードノイズが目立つ。だが、高速道路など良路になると硬めながら低重心によるフラットな乗り心地に徹し、滑走するようなスムーズな走行性能に満足できる。そして0−1000㎞/h加速4.9秒のスポーツカー並みの加速力の持ち主でもある。
うれしい装備
月間販売台数 NO DATA 現行型発表 18年3月(仕様変更 23年5月) WLTCモード燃費 14.8 ㎞/ℓ ※「Plus B3」
ラゲッジルーム
一方、529万円から買えるマイルドハイブリッドはEVモデルに対して車重が軽いため軽快ですっきりとしたドライブフィールが特徴で、動力性能や乗り心地にも十分満足できる。ちなみに24年モデルのRechargeはパワー&トルクアップしたシングルモーター搭載の後輪駆動に変更されている。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.153「2024 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。