フィアット&アバルトファンがフェスティバルウォーク蘇我に大集合!500はもちろんパンダにプント、アウトビアンキA112の姿も!?【CIAO! FesTrico】

パーツやイベント情報を始め、フィアット&アバルトに関するさまざまな情報を発信するウェブサイト「FesTrico(フェストリコ)」が初めて主催するミーティングイベント、「CIAO! FesTrico(チャオ・フェストリコ)」が2024年3月20日(春分の日)に千葉県のフェスティバルウォーク蘇我にて開催され、たくさんのオーナー&出展企業で賑わった。
REPORT&PHOTO:TOKYO CIAO MEDIA

企業ブースは人気ブランド22社が参加!
参加ユーザーカーの人気投票も実施された

キュートなデザインのチンクエチェントことフィアット500、そしてヤンチャなカフェレーサーホットハッチとして人気の高いアバルト595シリーズは、日本でも大成功したコンパクトカーの代表格。フル電動車の500eも日本デビューを果たしているが、2008年から息の長いロングセラーで発売されているガソリン車は、電子デバイスがほとんど搭載されていない、今どき珍しいクルマ。チューニングのベース車としても密かな脚光を浴び、若いユーザーも増えている。

開会式後には参加者を集めての記念撮影。この日のために遠方からやってきた参加者もいたようだ。

そんな盛り上がりを見せるフィアット&アバルトの最新情報を届けるウェブサイトとして、2023年夏にオープンしたのが、FesTrico(フェストリコ)だ。ニューモデルの速報、新着パーツ情報、プロショップの紹介といったコンテンツはもちろん、全国各地で開催されるフィアット&アバルトのイベント・ミーティング情報をカレンダー形式で掲載し、必要なニュースをいつでも取り出せる、便利な総合サイトを目指している。

初開催イベントの会場となったのは、千葉県・フェスティバルウォーク蘇我のハーバーシティ第2駐車場。

今回は初主催のリアルイベントとして、千葉県のフェスティバルウォーク蘇我/ハーバーシティ第2駐車場を貸し切ってフィアット&アバルト車だけのミーティングを企画。事前エントリーと当日受け付けを行い、約100台のユーザーカーが大集合。もちろんチンクエチェントが中心ではあるが、それ以外にもパンダやプント、懐かしのアウトビアンキA112など、思い思いにドレスアップしたりチューニングしたり、個性いっぱい華やかなラインアップがやってきた。

当日は雨予報だったものの、なんとか閉会式の時間帯まではパラパラ程度で済んだのが幸いであった。
開会式では、主催者から集まってくれたことへの感謝が述べられ、注意事項の説明がなされた。

企業による出展ブースも22社を数え、フィアット&アバルトファンの間ではお馴染みのメーカー、ショップ、ブランドが勢揃い。最新のパーツやグッズ、ユーザー憧れのデモカーが端から端までずらりと並んだ姿は壮観だ。

ずらりと並んだブース出展。フィアット&アバルトファンの間ではお馴染みの有名ブランドが勢揃いした。
デモカー、パーツ、グッズ、アクセサリーなどの展示や販売、カスタマイズの相談などでブースも賑わいを見せていた。

特にミーティングイベント初お披露目となる「アバスワークス」のワイドボディキットや、この日新発売となるパーツをお披露目した「イブデザイン」など、見逃せないブースが目白押しだった。

「ABAS WORKS」のアバルト595は、東京オートサロン2024でデビュー。今回ミーティングイベントには初展示となった。
なんとイベント当日にフィアット500用の新製品フェンダーアーチを発売開始したのが「イブデザイン」だ。

気になるユーザーカー人気投票の結果は……?

参加者には、Tシャツやトートバッグ、ネックストラップ、ステッカーなどのオリジナルグッズが配布され、イベント気分を盛り上げる。
気になったクルマを参加者みずからが選ぶ人気投票も実施され、上位入賞者はセレモニーで表彰。クリスタルトロフィーとスパークリングワインが授与された。

イベント本部にはアンバサダーのFIAT500とFesTricoデモカーのアバルト595を展示した。
今後もフィアット&アバルトファンのために、いろいろイベントを企画していくというFesTrico。
参加記念のグッズもエントリーユーザーにプレゼントされ、いい思い出となったことだろう。

人気投票1位に輝いたのは、FIAT500ツインエアーの「はぐたろう」さん。ルーフラックとリヤキャリアを備え、トレーラーを牽引するためのヒッチボールも装備するなど、ちょっぴり変わったベクトルでのカスタマイズが会場内でも注目を浴びていたようだ。

参加者による人気投票が実施され、1位に選ばれたのがルーフラックでおしゃれに飾ったFIAT500だった。

続く第2位に選ばれたのは、少数派の3世代目パンダでのエントリーながら、カッコ良くローダウンした「ごく」さん。スッキリしたスタイルにセットアップした16インチホイール「レトロフィット」との相性が抜群。パンダ3も、イジり方によってはこんなにグラマーなシルエットに生まれ変わるんだと衝撃を与えてくれた。

人気投票の第2位は、パンダ3を美しくローダウン、足元に16インチホイールをセットしたオーナーさん。

お昼のトークショーでは、イタリア車業界のレジェンドを集めたトークショーも。なかなか顔を揃える機会の少ないゲストたちが、和気あいあいとホンネトークを展開していた。

初開催は大成功! FesTricoの次なるイベントに期待!!

お昼のトークショーでは、イタリア車業界のレジェンドを集めたトークショーも。なかなか顔を揃える機会の少ないゲストたちが、和気あいあいとホンネトークを展開していた。

イタリア車パーツ業界の重鎮が集まったイベント会場。そのレジェンドたちを集めてのトークショーも実現した。

イベントをサポートしたFesTricoのアンバサダーは、限定車フィアット500PINK!の女性オーナー「あゆタマ。」さん。足を痛めていたそうで、松葉杖での参加となっていたが、初めての大規模イベントを満喫していた様子。イベント最後の抽選会・じゃんけん大会でも活躍していた。

イベントをサポートしたアンバサダーは、FIAT500PINK!女子オーナーの「あゆタマ。」さん。
抽選会では、たくさんの豪華賞品が協賛メーカーから提供され、高額アイテムをゲットした人も。
引き続き行われたじゃんけん大会でも、アンバサダーの「あゆタマ。」さんが活躍していた。
会場は海が見える絶好のロケーション。写真ではわからないのだが、風は終日強かった……。

FesTricoでは、今後も楽しいイベントを企画・運営していくそうなので、注目しよう!

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著者プロフィール

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TOKYO CIAO MEDIA

自動車系出版社勤務を経て、2022年に独立したメディアクリエイター。自動車メディアへの寄稿、編集、撮影…