4月18日、命名式典が開かれ新型車両に『M10 Booker(ブッカー)』の名称が正式に与えられた(名称そのものはすでに2023年に発表されていた)。その姿は「戦車」そのものだが、まったく新たなコンセプトの歩兵支援車両である。(U.S. Army Photo by Christopher Kaufmann)
105mmM35低反動ライフル砲を発射するM10。敵の陣地や軽装甲車両を直接照準射撃で攻撃することを目的としている。(U.S. Army Photo by Cpl. Jonathon Downs)
M2ブラッドレー歩兵戦闘車(左)とストライカー装甲車(右)。これら車両と戦車のあいだには、火力や防御力で大きなギャップがある。陸軍はこのギャップを埋める存在としてM10ブッカーを開発した。(U.S. Army Photo by Spc. David Dumas / Photo by Staff Sgt. Jose Ibarra)
フロントエンジンで、乗員用の区画が車体中央より後ろにあるため、一般的な戦車のレイアウトと比較すると、砲塔がやや後方に配置されている。なお、この写真は試作車のもので配備が開始されたものと細部に違いがみられる。(U.S. Army Photo by Bernardo Fuller)