べ—スは、初代のクラウンとされていたが、2ドア・クーペはイタリアのカロッツェリアのイメ—ジを持った流麓なスタイリング。
当時はショ—モデル華やかな時代で、多くはあくまでもショーのためのモデルであり、詳細は明らかにされないことが多かった。
しかしスポーツXではある程度の発表データがあり、4人乗りのクーペ、全長4587mm・全幅1685mm・全高1367mm・ホイールベース 2690mm、トレッド前1360mm後1380mmで全輪独立懸架、エンジンは1897cc、105psの出カで最高速度は150km/hのスペックが発表されていた。
ただ、基本的なディメンションや、2ドア・クーペというパッケージではあるが、デュアルライトのフロントグリルのデザインや、インパネなどのインテリアに、後に登場する2代目クラウンのデザインのイメ—ジが表現されており、ショーモデルというよりも、2代目クラウンのためのスタディモデルの一台であったと考えられる。
こちらもトヨペットですが…
こちらは1960年に登場したトヨペット・カスタムスポーツ。クラウンをベースに、FRPボディで仕立て上げられた久野自動車工業によるカスタムカー。スポーツXとの関連性はないようだが、結構スタイリッシュなモデルだ。価格は135万円(当時)。