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ラウシュはレーシングドライバー、ジャック・ラウシュが設立したフォード公認のチューニングブランドで、米国では過激チューナーとしてかなりの人気を誇っている。
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今回発表されたのは2024年型フォード マスタングGT用のスーパーチャージャーキットで、マスタングGTD級のパフォーマンスを、安価で手に入れることが可能だ。
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そのパワートレインは、5.0L V型8気筒エンジンを搭載、最高出力507psから821psへ強化され、最大トルクは567Nmから853Nmへと向上している。驚くべきことに、これは2.3L 直列4気筒ターボ “EcoBoost”バージョンの最高出力335psおよび最大トルク264Nm分に匹敵するパワーアップだ。
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同ブランドでは、明確な部品リストを提供していないが、スーパーチャージャーについては「フロントインレット、デュアルインタークーラー、7500 rpmで13 psiのピークブーストを実現します」と書かれている。またこのキットには、Bosch PCEインタークーラーポンプ、大型熱交換器、ビレット燃料レール、および「最適化されたディレクタープレートを備えたツインコーン燃料インジェクター」も含まれるという。
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“Phase 2”と名付けられたこのキットは9995ドル(約158万円)と決して安くはないが、同レベルの最高出力800psを発揮するマスタング GTDの32万5000ドル(約5140万円)と比較すれば、コスパとしてかなり優れていると言えるだろう。
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もしこのキットが高いと感じるようなら、今年後半に発売予定の廉価版“Phase1”を待つという選択肢もあるという。
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