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下部のワイドインテークにも同様の垂直ルーバーを配置するなどツインパナメリカーナグリルを採用
テスト車両はカモフラージュも削ぎ落とされ、かなりディテールが見えている。そのフロントエンドには、パナメリカーナグリルを装備、下部のワイドインテークにも同様の垂直ルーバーを配置するなどツインパナメリカーナグリルを採用、さらにコーナー給気口にもフィンを備えるなど、かなり攻撃的なフロントマスクが見てとれる。
側面では、スポーティーなサイドスカート、フロントフェンダーベントを装備、足回りには、強力なブレーキシステムに支えられた軽量ホイールを装着している。また、後部では角張ったクワッドエキゾーストパイプを備え、弟分「53」と差別化されているほか、ディフューザーも専用デザインだ。
最大の注目はパワートレインだろう。同ブランドは、「C 63」や「GLC 63」はV8を捨て、直4PHEVを初めて搭載したが、不満が噴出、販売が低迷しているのだ。そこでこの63には、4.0L V8を復活させる噂がある。その場合、最高出力585ps、最大トルク800Nmが期待できるほか、「官能的V8サウンド」も復活するという。またこのプロトタイプには、後部充電ポートと電動化警告ステッカーがないことも注目だ。
ただし、2.0L 直4気ターボと電気モーターと6.1kWhバッテリーパック、完全可変全輪駆動システムを備えたモデルも提供される可能性があるという。