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NISMOも追加 未来的で独特の内装が新感覚
発売以降、コロナ禍に半導体不足、生産上の事情による納期の長期化や受注の休止など不遇な状況が長らく続いていたが、2024年3月に「B6」の受注再開に加え「B6 e-4ORCE」、「B9」、「B9 e-4ORCE」の発売と、新たに上位モデル「B9 e-4ORCEプレミア」および専用チューニングを施した「NISMO」の追加が発表された。
エクステリア
日産のBEVのフラッグシップという位置づけとなるアリアの未来的なスタイリングは、あえて既存の内燃エンジン車に近い雰囲気が与えられたリーフやサクラとは対照的だ。
インストルメントパネル
外見からしていかにも広そうに見えるとおり、車内は広々としている。特に後席の広さはかなりのものだ。広大なパノラミックガラスルーフを選べば、より開放感を高めてくれる。
居住性
先進的でありながら日本的な要素を取り入れたリビングのような居心地の良さを感じさせるインテリアの雰囲気も独特だ。イルミネーションを駆使した新感覚の演出も見られる。走りは極めて滑らかで静かだ。指摘された乗り心地の硬さも、すでに改善が図られている。
うれしい装備
月間販売台数 266台 (23年9月~24年2月平均値)
現行型発表 20年7月( 「NISMO」追加 24年3月)
一充電走行距離 ※WLTCモード 640 ㎞ ※B9
ラゲッジルーム
専用の内外装が目を引く新顔のNISMOは、海外にはあるが日本にはない高性能BEVの領域に一歩踏み出したモデルといえる。よりパワフルでメリハリの効いた加速フィールや意のままに操れるハンドリングなど、走りも異彩を放っている。ただし、アリアに相応しく乗り心地の快適性には大いに配慮されている。役者が揃ったアリアは、これからが本当の本番となりそうだ。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.158「2024-2025 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。