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開発コンセプトは「ふたりのための上質なクーペ」
2021年9月に発売となった新型シビックは、これぞHondaらしいスポーツコンパクトだと誰もが膝打つ、スタイリッシュなハッチバックだ。
このキュッと凝縮されたデザインやシンプルなダッシュボードまわり、また明確な走りのキャラ付けはず〜っと、そう、実に11代にもわたって継続されてきたもので、特に新型のデザインはとても素敵だと感じている。
先代のキリッとシャープな瞳の意匠は引き継ぎながら、新型ではさらに目尻側にも回り込むようにL字型のデイタイムランニングライトが入り、ほんの少しニュアンスのある、優しい表情を見せてくれるようになった。
それから、新型シビックは明らかにリアビューがカッコいい。正直、新型シビックのデザインのキモはリアにありと言っても過言じゃないかもしれない。樹脂製テールゲートを採用したことでデザインの自由度が上がって、キュッとつり上がったダックテールのようなスポイラー形状が可能となった。テールライトも少し目尻側が下がり、先代の腰高感がきれいに払しょくされた。
この新型シビック、グローバルでのコアターゲットは20代から30代とされている。事実、先代も意外なほど若者世代に売れたのだそうだ。けれど、これだけスタイリッシュなんだから、いやいや、もう少し上の年代にも響くでしょうとも思ってしまう。それくらい、コンセプティブな仕上がりなのだ。
しかし、オトナが乗るならもう少し、ひとしずくのエッセンスが欲しい。ただ若々しいだけでない上品さが。しかも、やりすぎ感のない、ノーマルをほんの少し格上げしてくれるような…。
今回ご紹介するホンダアクセスの手にかかった新型シビックは、まさにそんな夢を叶えるもの。上品かつシックな雰囲気は、まさにシビックとともに年齢を重ねてきたユーザーにも響くことだろう。カスタマイズのテーマは『ふたりのための上質なクーペ』というから、実にぴったり。順にご紹介していきたい。
精悍な「スポーツライン」か? さりげない「ツーリングライン」か?
まずはエクステリアから。
新型シビックは車両価格が319万円からと、性能やキャラを考えるとオトクにも感じられるプライスタグも魅力のひとつだ。しかし、もう少し個性や上質感を演出したいなら、やはりエアロパーツにこだわりたい。純正アクセサリーであれば、フロント周辺のエアロなどをボディ同色でコーディネートできる「ツーリングライン」と、ブラックのアクセントを加える「スポーツライン」が選択できる。
新型シビック用純正アクセサリー「フロントロアースカート」は、さり気なさと存在感をちょうどいいバランスで両立する、こぶりな3ピースのパーツで構成されているのだが、これが絶妙なフィッティング。バンパー、フォグガーニッシュ、ロアーガーニッシュと3パーツをまたぐ設計になっていて、後付け感がなく、スッキリと美しい。いわゆる“エアロです〜!”みたいな主張が激しすぎないのに、明らかにノーマルからより格上げされた印象を持った。
ちなみにブラック基調の「スポーツライン」に仕立てるなら、ベルリナブラックの「ドアミラーカバー」もセットで装着することが推奨されている。こうなるとエンブレムもブラックにコーディネートしたいところだが、先代でも好評だった「ブラックエンブレム」がHマーク、そして車種エンブレムとのセットで用意されているのでお見逃しなく。
機能美を体現したアルミホイールが足元を引き立たせる
サイドビューではやはり、18インチのアルミホイールがポイントとなる。コチラは先代シビックからの人気の声を受け、新型でも継投となったデザインだ。スーパーGTといった、トップカテゴリーのモータースポーツシーンでも実績のあるカスタムブランド「Modulo(モデューロ)」。コレが加わるだけでピリリとデザインが引き締まり、スタイリングの方向性がパフォーマンスのほうにしっかりと傾くのがうれしい。
ルックスとパフォーマンスを両立したテールゲートスポイラー
リアに回ると存在感たっぷりのテールゲートスポイラーが目に入る。ただでさえノーマルのスポイラー形状が美しいので、純正アクセサリーのデザインがどうなるのかを楽しみにしていたのだが、期待をいい方向で裏切る、実に大人っぽい仕上がりだ。ノーマルのキュッと引き上がったエンド部分のラインをそのまま強調するような感じといえばいいだろうか。決して大げさすぎないところがちょうどいい。カスタマーにも好評な、開発メンバーのイチオシだというのも頷ける。
ちなみに、これらエアロパーツの肝心のパフォーマンス、つまり走りへの貢献っぷりだが、さすがホンダアクセスだけあってきちんと風洞試験を行い、空力性能の向上も実現している。特にテールゲートスポイラーは空気抵抗を抑えるとともに、ダウンフォースを発生してリアタイヤの接地荷重を高める効果も有しているという。
フロントロアースカートは前後バランスを整える役割を果たし、センター部分からボディ下部に空気を導くことによって整流効果も発揮するというから、シャープなハンドリングに一役買いそうだ。パフォーマンスを求めるなら、ぜひセットでの装着を検討して欲しい。
煌めくイルミネーションがナイトシーンを艶やかに演出する
長い時間を過ごすインテリアにもこだわりたいもの。特に、ナイトシーンに焦点を当ててカスタマイズするというのはどうだろう。新型シビックではそのためのイルミネーションが多数ラインナップされている。
乗り込もうとドアを開けたら、「パターンプロジェクター」により足元にくっきりと「CIVIC」のロゴが浮かび上がった。彩度が高く、かなりはっきりと映し出されるその文字が本当に美しい。オーナーはきっと、夜、ドアを開けるたびにこのクルマを所有する喜びを感じることだろう。実はコレ、今まではレジェンドやアコードにしか展開されていなかった上級車設定だったのだが、新設計を行い新型シビックにも対応したのだとか。
その先、室内でも光の演出は続く。イルミネーションはレッドとホワイト、2種類のカラーが用意されており、それぞれが印象的な光を室内にもたらしてくれる。
ただ光るだけではない。光り方にもこだわったLEDライト
「フットライト&シートアンダーライト」は通常のフットライトに加えて、シート下にもLEDライトを仕込み、光を拡げたというもの。シート下にLEDを仕込むのは今回が初めてという注目アイテムだ。
シートが前後のどの位置でもきれいに光るようにシュミレーションしたとのことだが、試しにシートをスライドさせてみると、その言葉に偽りがないことがよくわかった。しかもけっこう明るくて、しっかりと装着を実感できるような光量となっている。
「サイドステップガーニッシュ」もホワイトとレッドの2色から選択できる。キズ付きを防ぐステンレス製のプレートに配したCIVICのロゴが鮮やかに発光するアクセサリーで、あるとないとではラグジュアリー感が大きく変わる。ほかの部分に光が漏れず、縁だけがきれいに光るように試作を繰り返したという苦労の賜物だ。
続いては「インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション」。こちらも小さなエリアだからこそ、こだわると一気にオシャレ度がアップする。まるでホテルの間接照明のようなイメージと言えば伝わるだろうか。かなり上品に光るだけでなく、暗い車中でもドアハンドル、ドアポケットの位置を知覚しやすいという意味で、意外に実用性も高いライトだ。
新しい光の演出にトライしたドリンクホルダーイルミネーション
同じく間接照明のように車内を優しく照らす「センターコンソールボックス&ドリンクホルダーイルミネーション」は、純正アクセサリーとして新たな光の演出にトライをした新アイテムだ。ホルダー底をきれいな円で光らせることができるように、素材の特性や内部構造までを見直しながら何度も試作を繰り返したとのこと。ここはドライバーの目に触れやすい箇所でもあり存在感はバツグンなので、“まずひとつ”ということであれば、こちらをオススメしたい。
スポーティさと洗練さを両立する新型シビック用純正アクセサリー
新型シビック用の純正アクセサリーは、どれも大人っぽく落ち着きのあるアイテム。今回の取材では“全部乗せ”を体感させていただいたのだが、コレ、全然アリだと思う。純正アクセサリーらしく、クドくない洗練をまとっているから、シビックオーナーもしくはシビックオーナー予備軍は、ぜひ装着を検討して欲しい。新型シビックとともに過ごすカーライフがよりリッチになること請け合いだ。
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