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トヨタ・ランクルーザー vs レクサスLX
新しいプラットフォーム、新しいパワートレーンを得て登場したランドクルーザーとレクサスLX。オフロードの雄とプレミアムSUVという方向性の違いはあれど、GA-Fプラットフォームに3.5ℓV6ツインターボ(V35A-FTS型)+10速ATを搭載するのは同じ。LXがガソリンターボのみなのに対してランドクルーザーは、これまた新開発の3.3ℓV6ディーゼルターボ(F33A-FTV型)を搭載するのが違いだ。
ボディサイズは
トヨタ・ランドクルーザー
全長×全幅×全高:4985mm×1980mm×1925mm
ホイールベース:2850mm
レクサスLX
全長×全幅×全高:5100mm×1990mm×1885mm
ホイールベース:2850mm
どちらも堂々としたデザインとサイズで圧倒的な走破性を誇るのも共通。また、(残念ながら)あまりに高い人気と半導体の供給不足等の影響で生産が追いついていないので、いま発注しても納期が見えないところも共通している。
現在国内のレクサスのホームページを見ると
「納期目途に関するご案内
弊社車両をご検討、ご注文いただき、誠にありがとうございます。新型LXは、22年1月12日(水)より販売開始となります。納期の見通しがわかり次第、速やかにご案内いたします。何卒、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます」
と記載されている。
トヨタのホームページでは、さらに
「今からご注文いただく際の納期は4年程度となる場合がございます。
弊社といたしましては、お客様の納期短縮に向け、最大限の取り組みを実施して参りますので、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」
となっている。
ほかのGA-Fプラットフォームのクルマは?
TNGAのフレーム構造であるGA-Fを使うのは、ランドクルーザーとレクサスLXだけではない。
北米の大型SUVであるセコイア(Sequoia)とピックアップトラックであるタンドラ(Tundra)も相次いで新型に切り替わっている。
GA-Fプラットフォームのホイールベースは2850mm~4180mmまで対応可能で、日本で見ると圧倒的な大きさを誇るランドクルーザーとレクサスLXはもっとも短い仕様なのだ。
では、大きさをイメージするために、サイズ比較をしてみよう(セコイアはボディサイズは未発表なため、おおよそのイメージを掴むための画像)。
タンドラのボディサイズは
最大のダブルキャブ・ロングベッド仕様で
全長×全幅×全高:6414mm×2032mm×1984mm
ホイールベース:4181mm(ダブルキャブ・ロングベッド)
である。デカイ!
ホイールベースは
3700mm/4006mm/4180mmの3仕様がある。
パワートレーンは
i-FORCE:3.5ℓV6ターボ+10AT(389hp/649.4Nm)
i-FORCE MAZ:3.5ℓV6ターボ+THS(437hp/790Nm)
だ。
セコイアのサイズは未発表だがおそらくタンドラのショートホイールベースモデル並みだろう。(前型のホイールベースは3098mm 全長5210mm×全幅2029mm×1956mm)