フォルクスワーゲン人気車種ランキング12選｜モデル特徴と新車・中古価格

※参考：中古車を検索するならグーネット中古車（Goo-net）

フォルクスワーゲンについて

フォルクスワーゲンとは、自動車大国ドイツだけではなく、ヨーロッパ圏で最大規模となる自動車メーカーです。第二次世界大戦前に生まれたワーゲンビートルことフォルクスワーゲン・タイプ1をはじめ、一般市民が買える車両を多く作り続けてきました。同時にフォルクスワーゲンが主体となるフォルクスワーゲングループはアウディ、ランボルギーニ、セアト、シュコダ・オート、ベントレー モーターズ、ブガッティ・オトモビル、ポルシェ、スカニア、MANといった名だたるブランド・メーカーを傘下にもつ、超巨大グループでもあります。代表的なモデルはゴルフ。FF駆動のシンプルなこのハッチバック車は、累計販売台数3,500万台を超えるメガヒット車種です。

フォルクスワーゲンが人気の理由・魅力とは

日本でも人気のフォルクスワーゲン。いったいフォルクスワーゲンの自動車の、どんな魅力がユーザーを惹きつけているのでしょうか。そのポイントを1つ1つ見て行きましょう。

数多のブランドを傘下に持つグループ

ラリーや市販車ベースのレースを得意としていたフォルクスワーゲンですが、現在はモータースポーツから撤退。自社の技術をアピールできる場所が限られています。しかしフォルクスワーゲングループ全体の存在感は薄れることがありません。なにしろ運動性能に優れたポルシェ、エキゾチックなデザインで投機の対象ともなっているランボルギーニ、最高速域のパフォーマンスで世界トップクラスのブガッティ、そして高級車の代名詞といえるベントレーといった、名だたるブランドを持っているのですから。

外車の中ではリーズナブルな価格

外車というと日本車と比べて高価なイメージがありますが、フォルクスワーゲンであれば比較的リーズナブルなモデルも選べます。車両本体価格となりますが、200万円台から購入できるポロ、T-Cross、ゴルフと3モデルも用意されています。販売されている台数も多く、程度のいい中古車を見つけやすいブランドでもあります。

バリエーション豊かなラインナップ

車メーカーとしてのフォルクスワーゲンも大規模な企業です。SUV、コンパクトカー、ハッチバック、セダン、ステーションワゴンと多くのモデルを開発・生産しています。次第に数が少なくなってきたステーションワゴンが多いのもフォルクスワーゲンの特徴です。荷物をたくさん運びながら、高速走行時の安定性を重視したい方は注目です。

ファミリーカーのベンチマーク

1974年に生まれた初代ゴルフは、いまでもFFコンパクトカーのお手本といえる存在です。エンジンやギアボックスといった大きなパーツをボンネットに収める2ボックス構造は、低コストでありながら広い車内空間をもたせることができるもので、ゴルフは世界中でファミリーカーとして高い人気を誇りました。そのDNAは最新型にも受け継がれています。

ディーラーの数が多くて頼りやすい

北は旭川から南は鹿児島まで、300件近いディーラーネットワークを持っているフォルクスワーゲン。外車メーカーのなかでは、もっともサービス・サポート体制が充実しているメーカーです。ドライブ中に起きたトラブルも、近くのディーラーに頼れば大丈夫。また多くのモデルを販売しているだけあって、ディーラーでなくても修理を受け付けてくれる街中の民間修理工場もあります。

フォルクスワーゲン人気車種ランキング12選

以下では、フォルクスワーゲン人気車種をランキング形式で紹介します。

人気1位：フォルクスワーゲン ゴルフ

長い歴史を持ち、現在でもフォルクスワーゲンの基幹モデルとなっているハッチバックスタイルのコンパクトカー。Cセグメントに属するサイズで、狭い道が多い日本でもジャストサイズ。パワートレインは1000cc/1500cc eTSIガソリンエンジン＋マイルドハイブリッドと、2000ccクリーンディーゼルエンジン。エンジンのトルクバンドを効率よく使い切れる7速ATにより、どのエンジンでも快適に走れます。295万9,000円～のベーシックグレードにも同一車線内全車速運転支援システムTravel Assistを設定されており、リーズナブルながら最先端の運転支援システムが手に入ります。また新世代インフォテイメントシステムも標準搭載です。

人気2位：フォルクスワーゲン ポロ

高い安全性が求められていく時代の流れと共に大型化していったゴルフの代わりに、新たなコンパクトハッチバックとして生まれたのがポロです。全幅1,750mmのボディサイズはまさに日本向き。上位車種であるティグアンやアルテオンにも採用されたMQBプラットフォームを用いたことで、ホイールベース拡大と同時にオーバーハングが狭くなり、ボディサイズからしたら車内空間も余裕のあるものとなりました。工夫は必要ですが、ポロで車中泊にチャレンジしているオーナーもいます。全車に純正インフォテイメントシステムを搭載。レーダー監視を行い、衝突の危険性があるときは注意喚起および自動で車両を減速させて衝突の被害を軽減するプリクラッシュブレーキシステムも搭載しています。

人気3位：フォルクスワーゲン ティグアン

本国ドイツでは大ヒット車種となったティグアンは、ボクシーなフォルムを持つSUVです。MQBプラットフォームを用いて、Dセグメントセダンのパサートのメカニズムを継承しながら、2列5人乗り仕様のSUVとしたといっても過言ではないモデル。ほとんどのグレードはFF仕様となっており、主にオンロードでの快適性を重視したことで、413万9,000円～のリーズナブルなプライスとなりました。この価格でインフォテイメントシステムと同一車線内全車速運転支援システムが含まれます。それとは別に2000ccTSIエンジンにフルタイム4WDシステムである4MOTIONを組み合わせた、Tiguan Rもラインナップ。こちらは最高出力320PSで、並み居るライバルと比較してもパワフルです。

人気4位：フォルクスワーゲン ゴルフ GTI

ファミリーカーとしての要素を色濃く持つゴルフですが、実はモータースポーツを楽しめるほどのパフォーマンスを持ったグレードもあります。それがゴルフ GTI。ハニカム模様のフロントグリルや、チェックパターンの専用ファブリックシートなど、第1世代ゴルフGTIから意匠を受け継ぎ、最新のパワフルなパワートレーンを持つホットハッチです。MQBプラットフォームと組み合わさるのは、2000cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジン。245PS/370Nmのパワー＆トルクを持つハイパフォーマンスモデルで、ゴルフとは思えないほどの鋭い加速を見せます。また電子制御LSDの恩恵で、コーナリングも得意。極めて高いトラクション性能を発揮します。

人気5位：フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント

がっしりとしたボディに快速なパワートレイン。その最新ゴルフのメリットを活かしながらユーティリティ性を高めたのがゴルフ ヴァリアントです。なんといっても611ℓものラゲッジスペースが魅力。さらにリアシートを倒すことで、1,642ℓものフラットスペースとなります。運転席、助手席、後部座席のすべてがゆったりと寛げる広さをもっており、誰もが快適な移動空間を楽しめます。選択できるパワートレインは1,000cc直列3気筒ターボエンジン＋マイルドハイブリッド、または1,500cc直列4気筒ターボエンジン＋マイルドハイブリッド。多くの荷物を乗せることが多いなら、低回転域からトルクに余裕がある1,500cc直列4気筒ターボエンジンモデルを選びましょう。

人気6位：フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン

バリエーションが豊富なフォルクスワーゲンのなかでは極めて少数派といえるミニバン。それがゴルフ トゥーランです。2列5人乗りまたは3列7人乗りの仕様が選択可能で、すべてのシートを折りたためば車中泊が可能なフラットエリアとなります。パワートレインは1500ccガソリンターボエンジンまたは2000ccディーゼルターボエンジン。トランスミッションのDSGは7速仕様で、トルクバンドを上手に活用することから、WLTCモードでの燃費は前者が14.7km/リッター、後者が16.3km/リッターと純粋な内燃機関を搭載しながらもなかなかのスコア。真面目な車作りを得意とするフォルクスワーゲンの利点がそのまま具現化したようなモデルといえます。

人気7位：フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント

ゴルフより1段階大きなDセグメントの車格を持つパサート。実は1973年生まれで、ゴルフよりも早く生まれた名実ともに兄貴分的な存在です。基本状態で650リットルもの容量をもつラゲッジスペース、トルクフルな2000ccクリーンディーゼルターボエンジンorパワーと燃費のバランスがいい1500cc4気筒直噴ターボガソリンエンジンが選べるなど、質実剛健なフォルクスワーゲンのDNAを受け継ぎながらも上級志向をもったモデルです。特にステーションワゴンのパサート ヴァリアントは運転席のシートマッサージ機能や、前席のシートヒーター、足の動きでテールゲートが開くパワーテールゲートなど、快適装備を多数備えています。

人気8位：フォルクスワーゲン シャラン

フォルクスワーゲンが日本市場に贈る最大級のミニバンがシャランです。全高は1,750mmとなっており、日本のラージサイズミニバンより背が低め。しかし全幅は1,910mmもあり、実際に車内空間は広々としており、なによりも高速道路を走行したときの安定性が高く、ヨーロッパ生まれの走るミニバンのありかたを学べます。シート数は3列7人乗り。2列目、3列目のシートを折りたたんだときの容量は最大2,297リットル。しかもフラットフロアとなるため、車中泊も楽にこなせます。助手席まで倒せば2.95mという長い荷物も運べます。選べるパワートレインは1400ccまたが2000ccの直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンです。

人気9位：フォルクスワーゲン アルテオン

迫力のあるスタイリングと実用性重視のスペースファクター。2つの要素を併せ持ち、リッチなクーペスタイルのボディを得たのがアルテオン。従来はパサートCC/CCと呼ばれてたモデルが独自ネームを得て、Eセグメントに迫るサイズのフォルクスワーゲン・フラッグシップカーとして生まれました。パサートよりも大きくなったホイールベースのおかげで、なだらかなルーフラインをもちながらも後席が広々としていて居住性が高い。その上でラゲッジスペースも563リッターと、ステーションワゴンに迫る勢いの容量を実現しています。最上級のインフォテインメントシステムDiscover Proによる操作はまるでスマートフォン。指先でなんでもコントロール可能です。

人気10位：フォルクスワーゲン T-Cross

フォルクスワーゲン最小のSUVであるT-Cross。全幅1,760mm、全長4,115mmというコンパクトサイズで、狭い道でも運転しやすいという特徴を持ちます。車高が1,580mmのため、一部の機械式駐車場は利用できませんが、日本の道路事情にはマッチしています。同時に車高の高さが幸いして、頭上のスペースにはかなりの余裕があり、コンパクトカーであることをあまり意識しません。車両価格は286万7000円～。欧州SUV勢のなかでももっともリーズナブルなプライスで、日本でも大ヒットとなったモデルです。ラゲッジルームも455～1,281リットルの容量があり、日常使いからアウトドアでのキャンプまでカバーできます。

人気11位：フォルクスワーゲン T-Roc

優れたスペースファクターを持つゴルフのユーティリティ性を更に高めたのがT-Rocです。日本で販売されるフォルクスワーゲン製SUVのなかではミドルサイズとなるもので、駆動輪はFFのみ。なだらかな角度のAピラーから流れるように続くルーフラインはスポーティなクーペを思わせるデザインで、さらにグレードにとっては専用デザインのCピラーパネルがつき、独自の世界観を表しています。予防安全・衝突安全・二次被害防止のための支援機能や、モバイルオンラインサービス対応インフォテイメントシステムを標準装備。eSIMカードが内蔵され、離れた位置からもスマートフォンアプリを経由してさまざまな車両情報を確認し、ドアやトランクの開錠・施錠が可能です。

人気12位：フォルクスワーゲン ポロ GTI

ポロをベースに、パワートレインだけではなくボディの各所にも手をいれたホットハッチのポロ GTI。ヘッドライトにも繋がるフロントグリルの赤いラインや、ホイールの隙間から見える赤いブレーキキャリパー。低く構えたボディなど、まっさきに目に入るエクステリアから走りに対してのモチベーションを感じます。搭載されるパワートレインは、2000cc直噴ターボエンジン。200PS/320Nmのパワー＆トルクを持ち、0.03～0.04秒でシフトチェンジを行う6速DSGによって、なめらかな加速性能も手に入れました。リラックスして走りたいときも大丈夫。ドライビングプロファイルのモードを切り替えることで、サスペンションのダンピング特性やエンジン特性、シフトチェンジの制御を切り替えられます。

フォルクスワーゲン人気車種の新車・中古価格比較表

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フォルクスワーゲン人気車種を試乗予約してみよう

ゴルフだけではなく、他にも魅力的なモデルをたくさん販売しているフォルクスワーゲン。この12車種のなかから、お気に入りのモデルは見つかったでしょうか。さらにグレードの違いを含めると、数多くの選択肢が生まれるはず。公式サイトの「試乗車/展示車検索」ページから、近所のディーラーと試乗車を検索して実際に乗って確かめてみてください。

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