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ようやく以前の活気が戻ってきたように感じられる2022年後半。新型ウイルスの猛威に萎縮していた生活から早く脱したいと誰もが望んでいた日々から一転して、行動制限が撤廃されたことでクルマ好きにも待望のイベントが戻ってきた。関東近辺で開催される旧車イベントの多くを主催してきた日本旧軽車会としても、2022年の秋以降は精力的に活動を続けてきた。
以前は年間20数本ものイベントを予定していた日本旧軽車会代表の吉崎 勝さんだから、行動制限がなくなると矢継ぎ早に開催を決定。2022年に関東で行われる最後のイベントとして「昭和・平成クラシックカーフェスティバル」を12月11日に開催してくれた。
2023年にも開催を予定しているイベントが目白押しで、今回の会場となった埼玉県・北本市の商業施設「HEY WORLD!!」の主催者ブースには確定している4本のイベント告知が行われた。「HEY WORLD!!」には大手家電量販店や大手ファッションブランド店、ドラッグストアなどのほか飲食店が出店している複合施設。
屋上の駐車場を借り切って開催されたもので、当日は風が穏やかなイベント日和に恵まれた。開会式での挨拶こそマスクを外して行われたが、会場には感染防止対策としてアルコール消毒やマスク着用が徹底されていたことは言うまでもない。
屋上の展示に200台、スワップミート出店に25件の募集がかけられ、すぐに締め切られたというから多くの人から待ち望まれていたイベントだったといえる。屋上のほか1階の特設会場にはシザードアに改造されたコペンたちが並んでいたので、会場沿いの国道17号から一目でイベントが開催されていることがわかるように工夫されていた。
また開催場所が商業施設ということもあり、一般の買い物客が立ち寄ることが可能だった。広い会場には参加オーナーと一緒に来られた人ばかりでなく、家族連れやご夫婦などの見学者が数多く来場していたことも印象的だった。
今回の開催にあたり協力クラブである全日本ダットサン会や宇都宮クラッシックカークラブ、Mitsuoka owner’s club結などから多くの台数が集まったことも特徴。また日本旧軽車会代表吉崎さんの人柄だろうか、多くの出展常連組が参加して彩を加えてくれた。上写真の原付バイクを持ち込んだのは以前にモーターファンバイクスで記事にした土浦ラッタッタclubの面々。
顔見知りの参加者が多いためか、会場のあちこちで談笑される姿が見受けられた。この日も数多くの名車たちと巡り合うことができたわけで、そのなかから何台かは改めてピックアップした記事をお送りする予定だ。今回は参加車たちの写真をメインに紹介してみたい。