手動の純正パンタジャッキが電動ジャッキに早変わり!? エマーソン「ジャッキアップらくちん100V EM-269」でタイヤ交換が超捗る!

パンダグラフ式純正ジャッキを使いつつ、回転ハンドルのみを電動化すれば、力も要らずに15秒程度の素早いジャッキアップが可能になる。
パンダグラフ式のジャッキアップは、クランクハンドルを回す転作業がネック。この作業さえなければ……というアナタにオススメするのが、このユニークな電動ツールだ。

純正ジャッキに装着! 電動化でクランク回しから解放!

クルマのトリセツにもしっかり明記されているとおり、ジャッキアップはカーオーナーなら出来て当たり前の必須作業ではあるものの、近年になってすっかり縁遠い存在になってしまった。
確かに定期メンテナンスは全てプロにお任せできる環境が出来ていることもあるし、出先で何か起こった際も、任意保険の出張ロードサービスでどうにでも対応できてしまう。
何よりやる気を出してトライしようにも、簡単そうに見えて意外と面倒でもある。とりわけ純正装備品に多いパンタグラフ式のジャッキで難儀するのはクランクハンドルをグルグル回すその作業だ。

オンオフだけじゃなく、スピードコントロールも思うまま!

エマーソン『ジャッキアップらくちんAC100V EM-269(実勢価格:7986円)』は、専用のプラケース付き。車載用にももってこい。電源はAC100Vのコンセントで、別売りの延長ケーブルもラインアップする。

この面倒な作業をアシストしてくれるスグレモノを提案したい!
手持ちのパンダグラフ式ジャッキを電動化してくれるというこのアイテムを使えば、面倒さから開放されるのはもちろん、その作業スピードも段違い! ミニバンやSUVクラスの大型車でも、一箇所あたり15秒前後で一気に持ち上げることができる。
電動化といっても、構造自体はシンプル。本来手作業で行うべき軸部分の回転動作を電動式に肩代わりしてくれるというものだ。使い方も簡単で、付属品のアダプターをジャッキ部分に接続し、製品本体をアダプターに結合させれば概ね準備は完了。あとは持ち手部分に備えられるトリガースイッチを引くだけで、力を必要とせず思うがままにジャッキアップが可能になる。
そのトリガースイッチも、フレキシブル機構が採用されていることで、速度コントロールも自在。スピーディな時短作業はもちろんこと、慎重にゆっくり作業することもできる。

通電後、トリガーを引く形でジャッキハンドルをコントロール。フレキシブルトリガーを採用することにより、力の入れ加減で速さの調整もできる。ゆっくりとしたジャッキダウンもOKだ。

さすがに1年に2度のタイヤ交換用だけに入手するのは気が引けるものの、複数台のクルマを持つカーオーナーはもちろん、家族みんなのタイヤ交換を請け負う人にとっては、季節の悩みを解消する有力なツールになってくれるはず。
専用ケースが付属するのでコンパクトに収納でき、車載用にもうってつけ。有事の備えに愛車に積んでおくのもいいだろう。

エマーソン・ジャッキアップらくちんAC100V EM-269
使用電源:AC100V 50/60Hz
消費電力/電流:定格600W/6A
回転数:0~320min-1
最大トルク:約20Nm
絶縁方法:二重絶縁
コード長さ:2.0m
付属品:専用ジャッキヘルパーAタイプ、Bタイプ、ロングボルト、ショートボルト、ナット×2、ワッシャ×4、スプリングワッシャ×2
本体:強化ナイロン・ABS、スチール
ホルダー部:スチール・ナイロン・ゴム
ジャッキヘルパー/ボルトナット:スチール

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…