目次
内外装を差別化した2モデル 便利な収納は日常使いを追求
軽を除いたトヨタのラインナップの中で、一番小さなモデルとなるパッソ。ダイハツ・ブーンとの兄弟車種となり、軽自動車よりひと回り大きいという感じ。
エクステリア
軽自動車は4名しか乗れないので、5人乗りというスペースの余裕と、軽自動車の660ccに対し、1.0lエンジンの余裕が欲しいという方がチョイスしやすいモデルと言える。
インストルメントパネル
そんなパッソの最大の魅力は、取り回しの良さだろう。現行モデルは三世代目になるのだが、初代からずっと小回り性の高さでは群を抜いている。標準装備のタイヤが14インチということもあり、最小回転半径も4.6mと、軽自動車とほぼ変わらない。どんなところも躊躇なくともに走って行ける相棒のような存在と言っていい。
居住性
さらに、前席にはベンチシートを採用。左側から乗っても、室内でスッと運転席に移動できる。小物入れ系もしっかり隠す収納ができるように工夫が凝らされているなど、日常の便利さへの気遣いを感じる。
うれしい装備
月間登録台数 3203台(21年11月〜22年4月平均値) 現行型発表 16年4月(一部改良21年4月) WLTCモード燃費 21.0 km/l ※FF車
ラゲッジルーム
だからこそ選択肢が多いのかもしれない。エントリーモデルとなる「X」から始まり、パッケージパックがふたつ用意されるほか、「MODA」という名称のデザイン違いモデルもあるのだ。こちらはヘッドランプの形状から始まり、ツートーンルーフの採用や、さらにはインテリアも異なるので、感覚的にまったく違うクルマと言えるくらいの差がある。さらにFFと4WDがすべてのグレードに用意されているので、自分にピッタリの一台が見つかるハズ。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.142「2022-2023 コンパクトカーのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/142/