スバルが「フォレスター ウィルダネス」を米国で発表! SUVの個性を際立たせたアウトバックに続くウィルダネスシリーズ第二弾

スバルはこのほど、フォレスターの北米専用モデル「フォレスター ウィルダネス」を米国で発表した。

タフでラギッドなキャラクターに磨きをかけたデザインと、走破性や機能性の強化によって個性をさらに際立たせたモデル

フォレスター ウィルダネスは、2021年3月に発表した「アウトバック ウィルダネス」(北米専用車)に続く、ウィルダネスシリーズの第二弾。フォレスターが従来から提供し続ける安心感や走りの愉しさといった価値はそのままに、タフでラギッドなキャラクターに磨きをかけたデザインと走破性や機能性の強化により、個性をさらに際立たせたモデルだ。

フォレスター ウィルダネスの特徴のひとつは、機能性の高さとそれを表現したデザイン。ボディ全周に渡って装着したブラックのプロテクションパーツは、立体的な造形でたくましさを表現するとともに、車体を保護する役割も兼ね備えている。また、標準モデルに対して幅を約20mm拡大したルーフレールは、最大積載量を増やすとともに、片側3カ所のレッグ部分にそれぞれロープ穴を設け機能性を強化。このレッグ部分には、アナダイズドイエローのアクセントカラーがあしらわれている。

内装も同色をアクセントに、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネイト。撥水性のある表皮を使用したシートなども採用し、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性が与えられている。

パワーユニットは2.5ℓ水平対向4気筒直噴エンジンを採用。レシオカバレージを拡大し、ファイナルギヤ比をローギヤ化したリニアトロニック(CVT)を組み合わせることで、駆動力が高められている。また、空冷オイルクーラーを追加することで、標準モデルの2倍に当たる3000lbs(約1360kg)の牽引能力を実現した。足まわりには、不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレインタイヤを装着。さらに、サスペンションに専用コイルスプリングを採用することで、最低地上高を9.2インチ(約233mm)まで拡大し、悪路走行時の安心感も高められた。また、サスペンションセッティングによりコーナリング時のロール角を抑制。オンロードでの軽快でスポーティな走りも両立している。

スバルは2018年発表の中期経営ビジョン「STEP」のなかで、SUVラインアップの強化を掲げている。「フォレスター ウィルダネス」もこのSUVラインアップ強化を具現化したモデルのひとつ。同社は今後も、主力であるSUVモデルをスバルらしく進化させ、ユーザーに「安心と愉しさ」を提供していくとしている。

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