高いモデルほど売れる?

一番売れたのは、SUVのGLCだ。文字通り、CクラスのSUVである。

メルセデス・ベンツで一番売れそうなモデルは、Cクラスと考える人が多いだろう。しかし、北米では違うのだ。
北米で売れているメルセデス・ベンツはどれだろうか?

モデル名2022年販売台数前年比
GLC65531台+26.5%
GLE63050台-3.1%
Cクラス26192台-15.0%
GLS20853台-14.8%
Eクラス/CLS18818台-10.2%
Sクラス15927台+11.5%
GLA14085台-1.7%
EQS10365台+2239.7%
CLA8766台+28.5%
Gクラス7018台-17.7%
Aクラス5822台-28.1%
AMG-GT2970台-4.5%
SL2027台+338.7%
EQB1672台
EQE384台

となっている。

猫も杓子もSUV! 2023年もSUV人気は続くのか?各メーカーのSUV依存度をチェック

「SUVやクロスオーバーが人気」と言われてはじめてからかなりの時間が経った。街を走れば背の高いクルマばかり。確かにデザインも走りもかつての背の高いクルマとはまったく違う現代のSUV。それにしても多すぎない? 2022年の販売実績の発表が相次ぐなか、北米の新車販売データで、トヨタ、ホンダ、日産、スバル、マツダ、BMW、アウディの「SUV依存率」を調べてみた。

https://motor-fan.jp/mf/article/109398/

SUV人気はメルセデス・ベンツも同じ、わけだが、特徴的なのは廉価なモデルより高額モデルの方が販売台数を稼いでいること。

BEVの最上級モデルであるEQSもなかなかの人気を誇っている。

メルセデス・ベンツUSAのトップエンド車両の販売台数は、Sクラス(11.5%増)、マイバッハ(8%増)、EQSセダン(1,507%増)の好調な販売により、総販売台数の29%を占めている。これがメルセデス・ベンツの強みだ。

また、BEVのEQも好調に売れていることがわかる。EQの最上級モデル、EQSも1万台以上売れているのは、さすがと言わざるを得ない。