今回の導入品は3アイテム。時短アイテムで人気の「ぶんぶんチョッパースーパー5(みじん切り器)」、チタン製のカトラリー、チタン合金のペグだ。チタン製のカトラリーはやはり軽い。その上に触った感じが金属の冷たさが少ない。冬に冷たさを感じることはスチール製やステンレス製よりも少ないだろう。想像した通りである。
チタン合金のペグ、これはチタン製品と思うとかなり重量がある。チタン以外に含まれる金属の比重が重いからだ。ただ、純チタンとチタン合金の差、チタン合金の方が硬いので、ペグには適材適所であろう。もちろん、使ってみた感じは想像した通りで、きちっと金額に応じた仕事をしてくれている。
さて、金属にこだわっているのに、「ぶんぶんチョッパースーパー5(みじん切り器)」。「刃」以外はほぼプラスチック。それにこの手の調理器具は過去に何度も購入して痛い目にもあっている。上手くできなかったり、掃除が面倒でかえって「時短」や「手間要らず」にはならない物も多かった。その上に大きさが家族向け(4人)の大きさの物が多く、アウトドアに持ち出すなんてちょいとめんどくさい物ばかりだった。
ところがこの「ぶんぶんチョッパースーパー5(みじん切り器)」は一人暮らしを想定している大きさなので、かなり小さいのだ。タマネギをひとつ、みじん切りにできればいい。そんな割り切りがある。もちろん、数多くやりたいのなら、回数を増やせばいいだけだ。
使い方は容器に刃をセット、容器の半分くらいまで食材を入れる。食材はその硬さによるのだが、タマネギなら2cm大。人参なら5~8mm、ピーマンなら2cm大が目安だ。あとはハンドルを水平に数回引っ張り、たまに容器を振り、食材を混ぜてやる。分解してみてはいないけれど、中にスプリングが装備されているのだろう。とても軽快に素早く回転して食材を切っていく。これは今までの調理器具と使い勝手が大幅に違う。タマネギ1個は、20回ほどで簡単にみじん切り。人参は30回ほどハンドルを引いてみた。楽である。
この手の調理器具は、数回使ったら飽きてしまって使わなくなることも多い。そのひとつの理由は後片付けがめんどくさい。洗い物が大幅に増えるのだ。その点、「ぶんぶんチョッパースーパー5(みじん切り器)」はさっと水に流すと奇麗になる。もちろん鋭利な刃があるので洗うのに注意が必要だ。
昭和のハンバーグを作ってみる
さて昭和30年代生まれの僕にとって、ハンバーグとかオムライス等の洋食は、特別な時に食べたもの。お誕生会にはオムライスだ。グラタン?正直、初めてレストランで食べたのは高校生になってからである。
そんな時代に母親が作ってくれたハンバーグ、待ち切れず、横で出来上がるのを目を皿にして見ていたものだ。作り方は教えてもらったわけではない。「門前の小僧習わぬ経を読む」。なので正確に再現出来るわけではない。
その懐かしい「かぁちゃんの味」、昭和のハンバーグ。めんどくさいのはみじん切り。そこは「ぶんぶんチョッパースーパー5(みじん切り器)」に任せてしまう。手間を掛けずに懐かしさ。バンバン、ガンガン、ハンドルを引っ張るぞ!