サーキットを攻めるZG仕様 | 昭和51年式 フェアレディZ
定番には拘らず色んな事を試して楽しんでます!
オーナーは昔からZが好きでS130やS30を乗り継いできた(このS31は14年目)。このクルマを楽しむのはサーキットがメインで、そこで定番に拘らず、様々なチューニングを試したりしながら、「何が良くてダメか」というのを日々研究し楽しんでいる。
エンジン
L28改3リッターのエンジンは亀有の77度カム、強化B/S、IN47/EX37φビッグバルブで300馬力を発揮。富士や筑波を舞台にサーキットで暴れ回る仕様。
キャブは現在ウェーバー50φを使用しているが、ソレックス50φも持っているのでたまに使い分けている。
サーキット走行時にブレーキのダイレクト感を求めて、マスターバックは取ってしまった。
室内
無駄な装備が一切無く、多くの追加メーターなど走りの雰囲気が感じられる室内。ステアリングは35φ、シートはブリッドのフルバケというシンプルなもの。ミッションは71Bで亀有クロス。
大森の油温・油圧・水温を純正3連メーターの位置に装着。タコメーターはオートメーター、コンソールには亀有の燃圧計も。
ホイール
ホイールはフロントがワタナベの9Jで、リヤは9.5J。組み合わせるのは前後225/50-15のアドバンA050。フロントブレーキはR32の4ポッド、あわせてリヤも日産車用を流用してディスク化している。
ラゲッジスペース
燃料まわりはボッシュポンプ1機とミツバ2機を右後ろのフロア下に装着。コレクタータンクは荷室に。ロールケージは4点式でサーキット走行に備える。
リヤゲートはFRP製に交換し軽量化。砲弾のマフラーは他車種用の物を加工し装着している。
今回紹介したS31フェアレディZの記事は、令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)に掲載された記事を引用・転載したものです。