実戦で試した”良い物”を使い仕上げたDR30 | 昭和59年式 スカイライン
特別なパーツは使わず良い物を選び改造していきます
年に数回一緒に富士や筑波を走るオーナー。特別なパーツは使わずに、試しては効果あるものを日々研究し、戦闘力の高いマシンへと仕上げている。
エンジン
本体はノーマルのまま、ヘッドガスケットのみ1.2㎜に変更したFJ20ETエンジン。扱いやすさとレスポンスを重視してタービンはS14純正品を使う。フロントパイプは80φでエアクリーナーはHKS製、エアフロはZ32用を流用。パワーはブースト1.0㎏/㎝2で300馬力を発揮している。
リザーブタンクの位置に拘ってラジエター付近に装着。そのままでは、ボンネットに干渉してしまう位置だったのだが、ダクト裏を加工し対処した。
排気系に拘って、マフラーはチタンを使ってワンオフで製作した80φ。オーナー自慢の逸品。タコ足はYSガレージ製のステンレスタイプ。
室内
たくさん付いた追加メーター類を始め、基本的にサーキット走行を考えた内容に仕上げている。撮影時はコンピューターまわりの作業をおこなっている最中。助手席の配線はまさしくそれだ…。
追加メーターは水温・油温・油圧・ブースト・排気温度・A/F計を装着し、常に各部のコンデイションを把握出来るようになっている。
ホイール
ホイールは17インチのWORKマイスターS1で、フロントが8J+6、リヤが9J+17。タイヤサイズはフロントに215/45-17、リヤが235/45-17を履いている。
足回りはフロントにビルズ、リヤにオーリンズ車高調という組み合わせで、リヤはセミトレのまま車高ダウン時のネガキャンを起こしトーインを補正できるように加工している。
今回紹介したDR30スカイラインの記事は、令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)に掲載された記事を引用・転載したものです。