車両規格が第一種原動機付自転車(ミニカー)であるため、車検不要で税金や保険も原付と同等の維持費で所有可能
YouTuberから世界に通用する自動車メーカーを目指す広島のKGモーターズは、東京オートサロン2023(北9ホール、ブースNo,914)において、コンセプトモデル発表中の「ミニマムモビリティ」の販売予定価格が税込100万円を切ることを目標に、2025年の量産販売を目指していくと発表した。
同社が披露したミニマムモビリティは、ひとり乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車。80年代のポラロイドカメラをモチーフにした、レトロでありながら近未来を感じさせる前後対称のデザインが特徴だ。小型であるため環境性能に優れており、コストパフォーマンスも抜群。楽しさ、気軽さ、エコを追求した次世代のチョイ乗りモビリティだ。
ミニマムモビリティは車両規格が第一種原動機付自転車(ミニカー)であるため、車検不要で税金や保険も原付と同等の維持費で所有できる。また、家庭用の100Vコンセントで充電できるため、専用の充電設備も不要だ。5時間の充電で航続距離は100kmと、ひとりで近距離しか乗らないというユーザーにターゲットを絞り、コストメリットによる普及を狙う。
同社は、予定販売価格100万円(税込)を切ることを目標に、2025年の量産販売を目指していくと発表。軽自動車との比較で優位性を出せるラインを狙っていく考えだ。YouTuberが本気で作る次世代チョイ乗りモビリティ、量産化への期待は高まるばかりだ。