住友ゴム工業は、欧米で高い人気を誇るFALKEN(ファルケン)ブランドから、高いコーナリング性能とウエット性能を両立させたプレミアムカー向けフラッグシップタイヤ｢AZENIS FK520L (アゼニス エフケーゴーニーゼロエル)｣とEMTタイヤ※1｢AZENIS FK520｣を3月1日から順次発売することを発表した。発売サイズは2商品で計68サイズ、価格はオープン価格となっている。販売地域は日本と欧米などで展開される。
｢AZENIS FK520L｣と｢AZENIS FK520｣は、欧州最大の自動車連盟『ADAC(ドイツ自動車連盟)』が実施するタイヤテストにおいて2021年の総合1位、2022年の摩耗テスト1位を獲得した｢AZENIS FK510｣(エフケーゴーイチゼロ)」の進化系タイヤだ。プレミアムカーに求められるコーナリング性能を実現するために独自の左右非対称パターンを新開発し、外側ブロックの剛性を高めることでコーナリング時にしっかりとグリップし、自在なハンドリングを可能にしている。さらに排水性の高い広い溝幅によって高速走行時でも高いウエット性能を発揮する。
コンパウンドに採用した天然由来の『サステナブルシリカ分散剤』は、疎水性のゴムと親水性のシリカの両方になじむ性質を持つため、ゴムとシリカの繋がりを強固にすることで、ドライ路面･ウエット路面でのパフォーマンスを損なうことなくライフ性能を向上する。
またデザイン面では、好評を集めている住友ゴム独自の黒色デザイン技術『Nano Black』によって、FALKENロゴに繊細な凹凸形状を採り入れることで光の反射を抑え、高い黒色を再現し高級感と存在感を創出している。
※1 EMTタイヤ（Extended Mobility Technology)：
タイヤの空気圧がゼロになっても、一定距離を走行できるタイヤのこと。
