北米スバル、2023年型「ソルテラ」のリコールを発表。当該工場から出荷された1,182台のハブボルト締め付け不足が原因か。

スバルの北米部門であるスバル・オブ・アメリカが、2023年型スバル・ソルテラのリコールを発表した。対象となるのはMY(モデルイヤー)2023のスバル・ソルテラ1,182台。調査の結果、ボルトの締め付けが著しく不足している恐れがあることが判明し、当該業者が担当する全ての整備工場で整備された車両がリコールされている。対象となる可能性のある車両については、スバル販売店にてハブボルトの点検が行われ、必要に応じて仕様通りのトルクが無償で再支給される。

スバル・オブ・アメリカが2月10日に、2023年型「スバル・ソルテラ」の一部車種について、安全上のリコールを実施することを発表した。対象となるのは、2023年モデル(MY)のスバル・ソルテラ1,182台。これらの車両には、純正ハブボルトの交換を求めるリコールが実施されている。

スバルは、2つのポートで、ある特定の請負業者チームが修理した車両に関する問題を特定した。その結果、ボルトの締め付けが著しく不足している可能性があることが判明した。そのため、当該業者が担当する全ての整備工場で整備された車両がリコールされている。なお、ハブボルトの不具合が発生していない車両、およびその他の工場で修理された車両は対象外となっている。

対象となる可能性のある車両については、スバル販売店にてハブボルトの点検を行い、必要に応じて仕様通りのトルクが無償で再支給される。点検・対策が完了するまでの間は、当該車両を運転しないよう警告されている。車両オーナーには、車両を運転しないよう指示するとともに、販売店に連絡、検査のための車両を牽引が求められている。レッカー移動は無償で行われるとのこと。

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