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BMW X1 現行型2代目 F48型 (2015年~)
BMW X1はBMWが製造販売するSUVシリーズである“X”モデルのうち最小クラスのコンパクトSUV。2023年1月に最新の3代目モデルが発表されたが、同年2月現在の現行最新モデルは2代目となるF48型。前輪駆動ベースである点が先代である初代モデルとの最大の違いで、当然ながら4WDシステムも、前輪のスリップまたは車速に応じ、ビスカスカップリングを通じて後輪に最適な駆動力を配分する仕組みに変更されている。また、プラットフォームはF45/46型2シリーズのアクティブツアラーやグランツアラー、F55/56型ミニクーパーと共通のものとなり、エンジンもガソリンはB38型1.5ℓあるいはB48型2.0ℓ、2016年に加わったクリーンディーゼルはB47型2,0ℓの新世代モジュラーエンジンに変更されている。
■BMW X1 F48型 年式不明 xdrive 18d 「見劣りしてしまう部分もあると思いますが、走り面はさすがのBMW製で素晴らしいです」
ニックネーム: きょうじ 年式・グレード:年式不明 性別: 男性(40代) 居住地域: 愛知県
排気量: 2000cc トランスミッション:AT
平均燃費: 11.2km/ℓ(片道6kmぐらいの通勤メイン。週末に少し遠出)
長所: ディーゼルでトルクがありとても走りやすい。短距離が多いのでディーゼルには不利かと想像していたが意外と燃費が悪くなくよかった。取り回しに関してはBMW最小のSUVということで非常に良い。より大きいタイプも試乗してみたがこのサイズが日本の道路にはベスト。
短所: システム面はやや古い。ナビ、メーター等。不満はないが最新の車種と比較すると見劣りしてしまう。ADAS関係もひと昔前の装備である。車線逸脱はステアリングが振動して外れそうなことを伝えるのみ。クルーズコントロールは逆光に弱くシステムが停止してしまうことが多い。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言 「BMWの中でも最小SUVでFFベースの4WDということで見劣りしてしまう部分もあると思いますが、走り面はさすがのBMW製で素晴らしいです。サイズ感も日本の道路には最適です。狭いところもすいすい入っていけます」
BMW X1 初代 E84型 (2009-2015年)
BMW X1の初代モデルは、BMWの最多量販車種である3シリーズのステーションワゴンである“ツーリング”とプラットフォームを共有する兄弟車として2009年にデビューした。乱暴に言えばE90型5代目3シリーズのSUV仕様である。それゆえホイールベースもE90系3シリーズと同一値で、駆動方式も後輪駆動ベースで4WDシステムも同様。ただし実際に「3シリーズのSUV版」をうたっているのは、ひとクラス上のX3の方で、X1は3シリーズのカジュアルな部分を狙っていた(なお、2代目では「2シリーズのSUV版」という位置づけになっている)。日本では2010年から導入され、当初は2..0ℓ直列4気筒エンジンを搭載した後輪駆動モデルと3.0ℓ直列6気筒エンジンを搭載した4WDモデルからスタートした。ベストセラーの3シリーズの兄弟車であり、ベースがFR方式のため、現在でもファンは少なくない。
■BMW X1 E84型 年式不明 S Drive 20i Sports「FRのSUVなんて稀有な車はこれ以外にない」
ニックネーム: Katsu! 年式・グレード: 年式不明 S Drive 20i Sports 性別:男性(40代) 居住地域: 広島県
排気量:2000cc トランスミッション:AT
平均燃費:12.1km/ℓ(高速道路の利用が多い)
長所: SUVで背が低いので見晴らしはよいけれど、駐車場で困らない。SUVとワゴンの良いとこ取りしていると思う。ロングノーズでサイドから見たシルエットがかっこよく、今でも駐車場で自分の車を遠目で見て、かっこいいなと思う。
短所: アイドリングストップからの再始動のショックが大きい。この世代のX1ではクリーンディーゼルが日本に導入されていなかったのが残念。高速道路での長距離移動が非常に多いのでクリーンディーゼルを選べたら、絶対にそちらを選択していた。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「FRのSUVなんて稀有な車はこれ以外にない。縦置きエンジンFRでハンドリングは最高!」
BMW X3 現行3代目 G01型 (2017年~)
「3シリーズのSUV版」として2004年に誕生したのがX3。ただしBMWではSUVではなくSAVと呼称、先に登場したX5とともに「BMWが発案した、まったく新しいカテゴリーの自動車」と主張している。初代モデルは4代目3シリーズであるE46型のプラットフォームを共有し、同じく4代目5シリーズのE39型とプラットフォームを共有したX5の弟分的な立ち位置にあり、この関係性は現行3代目モデルでも変わらない。総じてその代における3シリーズの美点を受け継いだSUVであり、世界中で幅広く支持されている。
■BMW X3 2019年式 S Drive 20i Sports「低燃費とハイパワーの両立。踏んだ時には凶暴な加速感を味わえる」
ニックネーム:かず 年式・グレード: 2019年式 S Drive 20i Sports 性別:男性(50代) 居住地域: 埼玉県
排気量:3000ccトランスミッション:AT
平均燃費:13km/ℓ(郊外居住地50%、遠出50%)
長所: 低燃費とハイパワーの両立。以前所有のE83型2.5Siでは燃費7km/ℓ、踏んでも遅い、であったが、当車両は燃費を意識しないで運転していても倍程度の燃費であり、踏んだ時には凶暴な加速感を味わえる。xEVはバッテリーに寿命があり見せかけの燃費、環境影響は良く見えるが、バッテリー製造/廃棄まで考えると本当に環境に良いのか疑問が残るが、そこを意識しないで良いICEで満足。
短所: 車については短所は見当たらない。当車両ではまだ故障はないが、前車で色々と故障し部品、工賃が高かった。ディーラーでのオイル交換2.5万円とか理解できない(自分で行なうけど)。車つくりの考え方の違い、法規制の違いは分かるが、それでも耐久性、信頼性は低いと感じる。
評価
外観:★★★★★ ちょうど良いパッケージ。ロングノーズ、ショートデッキを感じるデザイン。
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★★ 低燃費とハイパワーの高次元での両立。
燃費性能:★★★★★
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「4気筒2ℓディーゼルで十分だけど、でもそれじゃ得られない満足感を直6 3ℓは与えてくれる」
BMW X4 現行2代目 G02型 (2018年~)
X4はX3と兄弟関係にあるSUVであり、BMWでは「グランクーペ」と呼ぶ、スタイリッシュなクーペの形状を最大限生かしながら、後部ドアの分、リヤシートのスペースを確保して実用性にも富む4ドアクーペ的なボディを持つモデル。3シリーズと4シリーズの関係そのままで、その型式名からもわかるように、スポーティかつスタイリッシュにしたX3という立ち位置の車両だ。現行モデルは2018年にデビューした、2代目となるG02型だ。
■BMW X4 2021年式 xDrive 20d 「駐車場の確認は忘れずに! デカイです」
ニックネーム:ふなべる 年式・グレード:2021年式 xDrive 20d 性別:男性(50代) 居住地域: 神奈川県
排気量:2000ccトランスミッション:AT
平均燃費:14km/ℓ(WLTC燃費と同程度出ているので非常に満足)
長所: SUV(SAC)ルックであってもさすがBMW走りが良い。視線の高いセダンのようなフィールは気持ちが良い。内装も一昔前のチープさが嘘のように高級感があり、ピアノブラックとオープンフィニッシュのウッドのコンビネーションは自分好み。
短所: なにしろ車体がデカイところ。長さはそれほどでもないが幅が190cm超えなので古い規格の駐車場は停めるのを諦めるレベル。内装ではシフトまわりのスイッチの触感がチープなところ。ナビ関連も日本のメーカー製のナビに慣れていると不親切で使いにくいと感じるかも。携帯のナビに慣れている人はCarPlayなどのナビを使うと良いでしょう。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★★★☆ ナビアプリには期待しないほうが良い。それ以外はGood。
満足度:★★★★☆ 良い車だが高級車か? と言われると違うので金額の絶対値は高いと思う。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「良い車だと思います。ディーラーで試乗して運転フィールが気に入ったら買って良い車だと思います。その際、駐車場の確認は忘れずに! デカイです」