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スバル・オブ・アメリカが、2024年型となる新型インプレッサの北米市場向け車両価格を発表した。よりスポーティな5ドアデザイン、10%強化されたシャシーを採用し、パフォーマンスを向上させた6代目インプレッサ。ベースモデルでは、152馬力を発揮する2.0L 4気筒直噴BOXERエンジンを搭載。パフォーマンスに特化した新グレード「RS」モデルには、182馬力を発揮する2.5L BOXERエンジンが搭載されている。なお、11.6インチのスターリンクディスプレイを初搭載したことにも注目だ。新型インプレッサの北米向け車両価格は、22,995ドル(≒309万円)から。
2024年型インプレッサ:ハイライト
スバルの北米部門であるスバル・オブ・アメリカが、2024年型の新型インプレッサの価格を発表した。6代目となる新型インプレッサは、デザインの一新、走行性能の向上、安全装備の充実、マルチメディア技術の更新を行って3つのグレードがラインナップされている。また、2.5LのSUBARU BOXERエンジン、専用18インチホイール、個性的なエクステリアやインテリアを採用したRSトリムが新たに設定されている。
2024年型インプレッサのスバルグローバルプラットフォームは、ねじれ剛性が10%向上されている。また、フルインナーフレーム構造、構造接着剤の追加により、ボディ剛性の向上と軽量化が実現されている。これらの改良により、動力性能の向上、スムーズな乗り心地、静粛性の向上が実現した。
また、ドライバー支援技術「EyeSight(アイサイト)」の最新版が全車に標準装備されている。レーンキープアシスト付ブラインドスポットディテクション、リヤクロストラフィックアラート装備車には、オートマチックエマージェンシーステアリングが含まれている。この安全機能は、アイサイトおよびブラインドスポットディテクションと連携し、時速50マイル(≒80km/h)以下での衝突を回避するためのステアリング制御を支援する。
2024年型インプレッサ “Base”
2024年型インプレッサは、22,995ドル(≒309万円)からスタートし、EyeSightドライバーアシストテクノロジー、ステアリングレスポンス型LEDヘッドライト、デュアルゾーン自動空調、4.2インチカラー液晶付コンビネーションメーター、タイヤ個別表示・自動個別ホイールID登録付タイヤ空気圧監視システムなどの豊富な装備が標準搭載されている。
センターインフォメーションディスプレイには、7.0インチの高解像度タッチスクリーン「SUBARU STARLINK」が2基搭載されている。上画面では、Apple CarPlay/Android Auto対応のスマートフォン連携、Bluetoothハンズフリー電話およびオーディオストリーミング接続などのコネクテッド機能が充実している。
ベースグレードには、2.0L 4気筒直噴SUBARU BOXERエンジンが搭載され、最高出力152PS、最大トルク196Nmを発揮する。全車にリニアトロニックCVT(無段変速機)が標準搭載され、シームレスなスポーティ走行を実現する。ホイールは、シルバーカラーの16インチアルミホイールを装着。
2024年型インプレッサ “Sport”
インプレッサ・スポーツは、SI-Driveパフォーマンス・マネジメントシステム、ダークグレー仕上げの18インチアルミホイール、スポーツチューンドサスペンションなどのパフォーマンス装備をふんだんに搭載。ベースモデルとエンジン規格そのものは同じものの、ステアリングホイールのパドルシフトを備えた8速マニュアルモード付リニアトロニックCVTが採用され、より一層スポーティな走行を楽しむことができる。
インテリアでは、レッドステッチ入りのプレミアムブラッククロス、フロントセンターコンソールにUSB-C入力/充電ポート、4.2インチカラー液晶付ハイグレードコンビネーションメーターが装備されている。車両価格は、24,995ドル(≒336万円)からの販売。
2024年型インプレッサ “RS”
インプレッサRSは、レスポンスの良い2.5リッターBOXERエンジンと、8速マニュアルモード付リニアトロニックCVT(ステアリングホイールパドルシフト付)を標準装備し、27,885ドル(≒375万円)から販売される。「RS」は、「Sport」をベースに、オールウェザーパッケージ、ブラインドスポットディテクション(レーンチェンジアシスト、リアクロストラフィックアラート付)、オートマチックエマージェンシーステアリングを標準装備した最上級グレードとなっている。
エクステリには、フロントドアとリアハッチにRSバッジ、ダークグレー仕上げの18インチアルミホイール、フロントグリル、サイドスポイラー、サイドミラーにブラック仕上げ、LEDヘッドライトなど、独自のエクステリアトリムエレメントを装備。さらに、ガンメタルとシミュレーテッドカーボンファイバーのインテリアトリムのアクセント、ブラッククロスとレッドクロスボルスターのスポーツフロントシート、RSロゴの入ったカーペットフロートマットでRSのキャビンを際立たせている。
インテリアには、本革巻きのステアリングホイールとシフトハンドル、アルミ合金製ペダル、ワイヤレスフォンチャージャー、リアセンターコンソールのUSB-AとUSB-C充電ポートも装備されています。
北米市場向けの2024年型インプレッサは、日本の群馬製作所で生産され、初夏に北米のスバル販売店に輸送される予定となっている。