トヨタが「コースター」を一部改良して販売再開。ドライバー異常時対応システムを標準装備

トヨタはこのほど「コースター」を一部改良し、3月15日に発売した。税込車両価格は693万7000円〜859万9000円。コースターは日野自動車のエンジン認証不正問題を受けて販売が停止されていたが、今回の一部改良を機に再開されることとなった。

ドライバーに異常が発生した際に、ドライバー自身もしくは同乗者が非常ブレーキスイッチを押すと車両が停止する

コースター GX(ローングボディ・26人乗りパッケージ)

このたびの一部改良では、ドライバーに異常が発生した際、ドライバー自身が非常ブレーキスイッチを押すか、同乗者が非常ブレーキスイッチを押すことで車両が減速して停止するドライバー異常時対応システム(Emergency Driving Stop System)を標準装備。

運転者席非常ブレーキスイッチ
同乗者向けフラッシャーランプ
同乗者向け非常ブレーキスイッチ

また、「LX」グレードに27人乗りパッケージ、「GX」グレードに26人乗りパッケージが新設されたのもニュースだ。

パワートレインは、150ps/420Nmを発揮する2.8ℓ直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジン「1GD-FTV」に、6速ATを組み合わせる。

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