「MITSUBISHI XRT Concept」は、新型「トライトン」のコンセプトカーで、存在感のある精悍な表情と厚みのあるフードから繋がる力強いシルエットのスタイリングをベースに、オーバーフェンダーやマッドテレインタイヤなどを装着し、過酷なラリーを走破する力強さや、大地を疾走するような躍動感が表現されている。また、ボディ全体には吹き出す溶岩を内包する岩石をモチーフにしたカモフラージュパターンが施されている。サイドには、ラリーアートのブランドアイコンである10本線のグラフィックが配されている。
三菱自動車が技術支援するチーム三菱ラリーアートは、新型「トライトン」の改造クロスカントリー車両(T1仕様)でアジアクロスカントリーラリー2023※3に大会2連覇を目指して参戦を計画している。総監督は2002~2003年のダカールラリーで2連覇を果たした三菱自動車の増岡浩氏が引き続き務め、エンジニアが事前テストやラリー本番においてサポートを行う。三菱自動車は、ラリーを通じて得たノウハウを市販車にフィードバックし、どんな天候や路面でも安心して楽しめる三菱自動車らしいクルマづくりを推進させていく。
※1 「トライトン」は一部の国・地域では「L200」として販売
※2 3月21日がプレスデー、一般公開は翌22日~4月2日
※3 アセアン最大規模のクロスカントリーラリーイベント。今年は8月中旬、タイを中心にラオスへ至る総走行距離2,000km以上の過酷なコースで行われる。