「これが『カマロ』の物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」(グローバル・シボレー バイスプレジデント スコット・ベル氏)
現行の「カマロ」は、クーペとコンバーチブルのふたつのボディがあり、究極の走行性能と静寂性を兼ね備えている。第6世代では「カマロSS」にマグネティックライドコントロールを搭載したほか、初めて全グレードにサーキット指向の1LEパッケージが導入された。最高出力650hpを誇る「ZL1 1LE」は、サーキット走行にも対応した究極のモデルで、GMのミルフォード・プルービング・グラウンド(ミシガン州)にあるミルフォード・ロードコースでカマロ史上最速のタイムを記録した。
一方「カマロ」は、オンロードパフォーマンスでの受賞だけでなく、世界各地のサーキットでの輝かしい戦歴やチャンピオンシップの獲得など、最も過酷な環境でも勝利するシボレーの性能を証明してきた。
グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベル氏は、このように述べている。
「私たちは今、現行モデルの『カマロ』に別れを告げるにあたり、お客様、組み立てラインの従業員、そしてレースファンの皆様へ、言葉では言い表せないほど感謝しております。今日、すぐに後継車を発表するわけではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」
シボレーは、北米で2024年型「カマロRS」「カマロSS」及び限定販売される「ZL1」にコレクターズ・エディション・パッケージ(北米のみ販売)を追加設定し、この歴史的な名車を称える。コレクターズ・エディションは「カマロ」へのオマージュであり、特にプログラムの最初のコードネームである「パンサー」など、1960年代の初代「カマロ」の開発にさかのぼる物語を再現している。
なお、2024年型「カマロ」のラインナップと、コレクターズ・エディション・パッケージの詳細は、今夏の受注開始前に公開される予定だ。