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よりエレガントになった室内外装のスタイリング
最新のGLSモデルは、さらに印象的になったラジエーターグリルが採用されている。4つのルーバーは、高品質のシルバーシャドウで亜鉛メッキ仕様に。バンパーもまた、視覚的に目立つようになっている。バンパーにはエアインレットグリルが内蔵され、ハイグロスブラックのサラウンドと組み合わされている。
また、標準装備の大型アンダーガードのデザインも変更された。リアセクションでは、3つの水平ブロックを持つライトの内部が印象的。ホイールは、ヒマラヤスグレーにハイシーンフィニッシュを施した20インチマルチスポークライトアロイホイールが新たに追加されている。
室内は従来通り、7人乗りが標準となっている。カタラナベージュ/バイアブラウンからなる2色のレザーカラーが新たに設定された。また、インテリアトリムの仕上げの範囲も変更され、グロッシーブラウンのライムウッドが標準装備となった。また、これまでメルセデス・マイバッハGLS 600 4MATICのために用意されていたマニュファクチュア・パッケージが、メルセデス・ベンツのGLSファミリーにも用意されている。
インフォテインメントシステムMBUXの世代交代に伴って、ディスプレイの外観も新しくなっています。ディスプレイは、3種類のスタイル(クラシック、スポーティ、ディセント)と3種類のモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)により、個性的なデザインを選べるように。標準装備は先代モデルよりもさらに充実しており、電動パノラマスライディングサンルーフ、フロントシートヒーター、アダプティブハイビームアシスト、スマートフォンインテグレーションなどが含まれている。
室内装備には、最新世代のAMGパフォーマンス・ステアリングホイール、MBUX拡張現実機能、LEDヘッドランプ、AMGドライバーズパッケージなどの特別装備を搭載。さらに、エアバランス・パッケージ、マルチコンツアーフロントシート、ヘッドアップディスプレイが追加され、MBUXインテリア・アシスタントや温度調節機能付きカップホルダーも標準装備されている。
パワフルなV8エンジンと精巧なサスペンションセッティング
GLS 63では、612馬力を発揮するAMG 4.0リッターV8ビターボエンジンが搭載されている。メルセデスAMGの4.0リッターV8エンジンは、48ボルトの補助車載電気系統とブースト機能を含む統合スターターオルタネーター(ISG)により体系的に電動化されている。ISGは、スターターとオルタネーターを1つの強力な電気モーターに統合したもので、エンジンとトランスミッションの間に設置されている。ISGはハイブリッド機能にも対応しており、ブースト、リキュペレーション、ロードポイントシフト、グライディング、スタート/ストップ機能によるほとんど気づかれないエンジン再始動など、さまざまな機能を備えている。
足回りには、アダプティブ・アジャスタブル・ダンピングを備えたAMG ライド・コントロール+ サスペンションも標準装備されている。このアクティブサスペンションは、フロントおよびリア・アクスルの2つの電気機械式アクチュエーターで動作し、コーナリング時のボディのロールを低減し、カーブ進入時の荷重変化挙動と精度をより正確にチューニングすることができる。また、路面の片寄った凹凸を補正するため、直進時の走行快適性も向上する。
さらには、ロールスタビライゼーションとエアサスペンションもソフトウェア・アップデートが施され、ダイナミックなハンドリングと快適な乗り心地を両立。加えて、ESP、電子制御式リアアクスル・ロッキング・ディファレンシャル、フル可変AMGパフォーマンス4MATIC+全輪駆動、サスペンション・コントロール・システムの設定に関するソフトウェアの微調整により、ダイナミックで優れたドライビング・エクスペリエンスが整えられている。