メルセデスAMG カスタマースポーツプログラム史上最もパワフルなホモロゲーションレースカーとなる「メルセデスAMG GT2」がADAC24hニュルブルクリンク予選でレースコンディションで初披露される。最高出力707psを発揮する2つのテストバージョンが、伝説のニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのコンペティティブなコンディションで、長期にわたる開発走行に挑む。
メルセデスAMG チームHRTとメルセデスAMG チームシュニッツェルムは、それぞれ特別クラスSPXでメルセデスAMG GT2を走行させている。両チームとも、ニュルブルクリンクで開催されるADAC TotalEnergies 24hレースへの準備として、このレースに参加をしている。
メルセデスAMG チームHRTは、フランク・バード(イギリス)、エリア・エルハート、トーマス・イェーガー、ヨルグ・ヴィーバーン(いずれもドイツ)をドライバーに起用した。また、メルセデスAMG チームシュニッツェルムは、ミカエル・グルニエ(カナダ)とヨハネス・ステンゲル(ドイツ)が交互にステアリングを握る予定。
ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでの走行と同時に、メルセデスAMG GT2は今週末もレースコンディションに挑む。モンツァの高速サーキットで行われるFanatec GT2ヨーロッパシリーズの開幕戦で、Hauptレーシングチームはトーマス・ジャッカーマイヤーとイェンス・リープハウザー(ともにGER)のドライバーでメルセデスAMG GT2を走行させている。
長い歴史を持つイタリアのサーキットでのレースウィークエンドは、Fanatec GT World Challenge Europe powered by AWSのサポートパッケージの一部であり、2023年シーズンのスケジュールでは6つのイベントのうちの最初のイベントとなる。また、GT2ヨーロッパシリーズへの参戦も予定されている。