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先代プジョー208 GTiより落ち着いた走りが魅力!大人のスポーツモデル
先代プジョー208は207の後継モデルとして「RE-GENERATION 」をコンセプトに、クルマのスタンダードや常識をも見直し、まったく新しい、これまでにないクルマの価値観を表現したモデルとして2011年に登場した。短くなったフロント、リヤのオーバーハングにより、ボディは207と比べてもよりコンパクトな印象をもたらしている。現行型にはない3ドアモデルが設定されたのも特徴だ。
グレードは豊富にあるが、100万円で狙えるおすすめグレードは「GT」と「XY」。どちらも最高出力156ps、最大トルク240Nmを発揮する1.6ℓターボエンジンを搭載している。6MT、3ドアボディのみの設定だが、高性能スポーツグレードである「GTi」よりも走りはマイルドで、ラグジュアリー・スポーツの性格に近い。「GTi」まで刺激的な走りはいらないが、程よくスポーティでパワーにゆとりのあるコンパクトカー欲しい方におすすめの一台だ。「GTi」はほとんどが100万円を超えてしまうが、「GT」「XY」なら100万円程度で狙えてしまうのもポイントだ。
「GT」「XY」の平均中古価格は約90万円。
たとえば「208GT 2012年式、走行5万8000kmで車両本体価格69万円」というような中古車がある。
ただし、タマ数が少ないので注意が必要だ。
詳細スペック:XY
全長×全幅×全高(㎜)=3960×1740×1470
ホイールベース(㎜)=2540
エンジン:1.6ℓ 直列4気筒DOHCターボ
駆動:FF
最高出力:156ps(115kW)/6000rpm
最大トルク:24.5kgm(240Nm)/1400~3500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:6MT
車両重量:1200kg
新車価格:269万円
※2013年発売当時のスペック
現行日産マーチNISMO 直4NA+MTの組み合わせが最高!
2013年に発売された日産マーチNISMOは、従来からの熱狂的なモータースポーツファンや、スポーツドライビング志向のユーザーに限らず、より幅広い層のクルマ好きなユーザーにも量販価格帯でNISMOの情熱とこだわりを注いだデザインのクルマを提供するために、用意されたモデルだ。グレードは2つ設定され、「マーチ」の低燃費はそのままに、空力性能に優れ、洗練されたデザインを求める方向けの「NISMO」と、よりスポーツドライビングを楽しみたい方向けの「NISMO S」がある。
「NISMO」はあくまでスポーティな雰囲気を楽しむ仕様。したがって、おすすめは専用チューニングされた1.5ℓエンジンを搭載した「NISMO S」だ。トランスミッションは5MTのみ。直4NA+MTの組み合わせは今では貴重で、レッドゾーンまでエンジンを回すのが楽しい。また、最高出力は116ps、最大トルクは156Nmとスペック的には大きくないものの、逆にパワーを余すことなく限界まで楽しめるのも「NISMO S」の魅力だ。
平均中古価格は約115万円。
たとえば「NISMO S」だと「マーチ NISMO S 2013年式、走行3万9000kmで車両本体価格93万円」というような中古車がある。
100万円程度で狙うとなると走行距離が過多なものが多いので注意が必要だ。
詳細スペック:ニスモ S
全長×全幅×全高(㎜)=3870×1690×1495
ホイールベース(㎜)=2450
エンジン:1.5ℓ 水冷直列4気筒DOHC
駆動:FF
最高出力:116ps(85kW)/6000rpm
最大トルク:15.9kg・m(156Nm)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:5MT
車重(kg):1010
新車価格:177万300円
※2013年発売当時のスペック
今回は100万円で狙える走りが楽しいコンパクトカー5選を紹介した。中古で運転の楽しいコンパクトカーを探している方は、ぜひこれら5台をショッピングリストに入れてみてはいかがだろうか。