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2023年1月13日(金)〜15日(土)に千葉県の幕張メッセで「東京オートサロン2023」が開催されたのは記憶に新しい。カスタム/チューニングカーの祭典である同イベントでは、恒例のカスタムカーコンテストが催され展示された数々のカスタムカーから今年も珠玉の受賞車が誕生した。
そのカスタムコンテスト受賞車両が、モーターファンフェスタ2023でも展示されたのだが、そのうちの1台にオートサロン来場者の度肝を抜いた「NATS アルファード・スーパーデューリー」の姿もあった。
NATS アルファード・スーパーデューリーとは?
NATSとは日本自動車大学校のことで、毎年オートサロンに出展しカスタムカーで生徒の成長や技量、学習の成果を発表している。2023年もレーシングカーから旧車レストア、そしてカスタムカーを複数展示。カスタムコンテストでは受賞の常連で、カスタムカーの中からNATS アルファード・スーパーデューリーが2023年の受賞車両として選ばれた。
NATS アルファード・スーパーデューリーはアルファードをVIPカー風にシャコタン&ストレッチしただけではなく、ダブルキャブのピックアップトラック化。それだけに全長はなんと6mオーバー! 全幅も2.4mに達するボディはインパクト抜群だ。
しかも、NATSではオートサロンに出展したカスタムカーにナンバーを取得し、公道を走行して卒業旅行に行くという伝統があるという。つまり、NATS アルファード・スーパーデューリーも公道を走ったことになる。
富士スピードウェイまで自走で登場! まさかのサーキットラン!
23日早朝、出展者が続々と車両を搬入してくるところにNATS アルファード・スーパーデューリーも現れた。”ナンバーを取得して公道を走る”という話は聞いていたが、このとてつもないカスタムカーが走っているところを実際に見るまでは俄かに信じ難かった。しかし、NATS アルファード・スーパーデューリーは富士スピードウェイまで自走してきたのである。
モーターファンフェスタ2023では、ピットに用意されたカスタムカーコンテスト受賞車展示エリアに並べられただけでなく、目玉コンテンツのひとつ「スーパーグリッドウォーク」にも参加。ピットからグリッドまで富士スピードウェイを走る姿を来場者に披露した。
動画で見る! NATS アルファード・スーパーデューリーの走行シーン
NATS アルファード・スーパーデューリーがグリッドから展示エリアに戻る際に、ピットレーンを走行していく様子を動画でご覧に入れよう。広いピットレーンだけに悠々と走っているが、一般道を走っているシーンも見てみたいものだ。