ホンダが欧州向け新型EV「e:Ny1」を発表。航続距離は412kmで204psを発揮。欧州市場ではホンダeに続くEV第二弾

ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは5月12日、欧州向け新型EV「e:Ny1(イーエヌワイワン)」を発表。欧州各国で今秋から順次販売が始まる。

ホンダが培ってきたダイナミクス技術に基づくスポーティな走り、人車一体感の高い独自のドライビングプレジャーを提供

e:Ny1は、ホンダのEVブランド「e:N(イーエヌ)」シリーズの欧州市場向けモデル。さまざまな走行シーンにおいて、発進直後からのスムーズで力強い加速と繊細な制御を実現する電動モーター(204ps/310Nmを発揮)、WLTCモードで412kmの航続距離を実現する68.8kWhバッテリーや、EV専用のボディ骨格などで構築される「e:N Architecture F(イーエヌ アーキテクチャー エフ)」を採用。ホンダが培ってきたダイナミクス技術に基づくスポーティな走り、人車一体感の高い独自のドライビングプレジャーを提供する。

BセグメントのSUVボディは、フロントのショートオーバーハング、ワイドトレッド、そして大径ホイールにより、大胆かつ洗練されたスタイリングを実現。フロントノーズのバッジやホイールのセンターキャップ、ステアリングホイールには、ホンダの新しいEVアイデンティティを示すホワイトで縁取った「H」バッジがあしらわれている。

インテリアでは、まったく新しいセンターコンソールが目を引く。簡単にアクセスできるボタンのシンプルなレイアウト、複数のストレージオプション、ワイヤレス充電を備え、15.1インチの大型タッチスクリーンを中央に配置する整然としたダッシュボードは、高いアクセス性や操作性を実現している。 

ホンダは、2050年にホンダが関わるすべての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現を目指している。この実現に向けて欧州市場では、ホンダeに続いて2番目のEVモデルとなるe:Ny1を投入することで電動化をさらに加速させる。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部