目次
アトラスは2つのピークエディション・トリムを含む6つのトリムレベルを、アトラス・クロススポーツは5つのトリムレベルがラインナップされている。新型アトラスファミリーは、269馬力と370Nmのトルクを持つ4気筒ターボチャージャー・直噴TSIエンジンのみが搭載される。この新エンジンは、従来のVR6と同等のパワーを持ち、より広い回転域で利用できるトルクの向上により、ドライバビリティと加速が改善され、燃費の向上が期待されている。8速オートマチックトランスミッションと前輪駆動を標準装備し、フォルクスワーゲンの4Motion全輪駆動システムはモデルラインアップで選択することができる。
アトラス SE
アトラスのエントリーモデルは、前輪駆動モデル「SE」が522万円(508万円)(カッコ内はクロススポーツの車体価格)、全輪駆動モデル「4Motion」が548万円(534万円)から販売される。新装備には、AFS(アダプティブ・フロントライティング・システム)付きLEDヘッドライト、12インチインフォテイメントディスプレイ、10.25インチのデジタルコックピット・プロ、ワイヤレスAppコネクト、45W急速充電、ワイヤレス充電、シフトパドル付きマルチファンクションステアリングヒーターなどの装備が新搭載されている。
また、2023年モデルから継続して、標準装備の18インチ削り出しアルミ合金ホイール、LEDテールライト、自動防眩バックミラー、レインセンサーワイパーなどをエクステリアに装備。インテリアには、VWカーネットシステム、6つのUSB-Cポート、10ウェイのパワーシート、シートのレザー仕上げなどの装備が搭載されている。安全装備のIQ.DRIVEパッケージは全トリムに標準装備されている。
アトラス SE w/Tech
SEをベースにした、アトラス SE w/ Techは、FFの希望小売価格が577万円(563万円)、4Motion全輪駆動が603万円(589万円)から販売される。イージーオープナー付きパワーリフトゲート、リアサンシェード、前後パークディスタンスコントロール、リモートスタート、ストレージコンソールにUSB-Cを追加、2列目に115V電源コンセントを装備するなど、2023年モデルからの機能を引き継いでいる。2024年モデルの新コンテンツとして、20インチ機械加工アルミホイール、ライトバーとエンブレム、牽引ヒッチ、パワーゲートのイージークローズ機能、バックミラーのダッシュカムUSB-Cポート(合計8つのUSB-Cポート)が導入されている。
アトラス・ピークエディションSE w/Tech
SE w/Techをベースにしたアトラス専用のピークエディション SE w/Techは、644万円(クロススポーツは設定なし)からで、4Motion全輪駆動を標準装備している。標準装備として、オールテレーンタイヤ付き18インチブラック合金ホイール、シルバーアンダーボディクラッディング、ブラックアウト外装ディテール、「Peak Edition」バッジ、独自のインテリアカラーと装飾、パノラマサンルーフ、30色アンビエントライト、ステンレススチールペダルキャップを備えている。
アトラス SEL
アトラスSELの価格は671万円(657万円)からで、4Motion全輪駆動を標準装備している。アトラスSE w/Techをベースに、パフォーマンスLEDヘッドライト、ライトアシスト、ヒーテッドウォッシャーノズル、ナビゲーション、運転席とエクステリアミラーのメモリー機能、助手席8ウェイパワーシート、パノラマサンルーフ、ダイナミックロードサインディスプレイなどの2023年モデルからの機能を引き継いでいる。2024年モデルには、ヘッドアップディスプレイ、30色アンビエント照明、レザーシート、2列目シートヒーター、予測式アダプティブクルーズコントロールの新コンテンツが導入されている。
アトラス・クロススポーツ SEL Rライン
アトラス クロススポーツ専用のSEL Rラインは、677万円(アトラスには設定なし)からで、4Motion全輪駆動が標準装備されている。SELトリムをベースに、Rラインバンパー、革巻きヒーター付きマルチファンクションスポーツステアリングホイール、ステンレススチールペダルキャップなどを標準装備している。
アトラス SEL -プレミアムR- ライン
最上級モデルのアトラスSELプレミアムRラインは、726万円(712万円)からの販売で、4Motion全輪駆動が標準装備されている。アトラスSELをベースに、21インチホイール、Rライン・スタイリングエレメント、電動格納ミラー、Harmon Kardonオーディオシステム、パークアシスト、エリアビューなどを標準装備している。