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軽自動車唯一のオープンカー スポーツ走行向けの装備満載
登場から時間が経過しても一定の層に支持されて、多くはないものの安定した売れ行きを見せているダイハツ・コペン。
エクステリア
2022年はコロナ禍ながら、ここ数年で最も多い販売台数を達成したことには恐れ入る。注目すべきは、19年に第4のコペンとして加わった「GRスポーツ」である。やや特別な位置づけながら販売比率は全体の4割近くを占めるほどで、最量販の「セロ」に迫る勢いを見せている。実際にドライブしても、しなやかさを極めることで実現したという意のままの走りは、なかなか妙味な仕上がりだ。
インストルメントパネル
コペン自体が長らく支持されているのは、アクティブトップの魅力はもちろん、乗り込んでしまえばそれほど窮屈さを感じさせないコクピットや、意外と広く使い勝手に優れるトランクなど、2シーターオープンとしては利便性にも優れるところも秘訣に違いない。
居住性
強力な3気筒ターボエンジンに対し、MTも選択できるもののCVTの販売比率が約8割と高いあたりも、コペンの親しみやすいキャラクターの表れといえそうだ。
うれしい装備
月間販売台数 416台(22年7月〜12月平均値) 現行型発表 14年6月(「ローブ」14年6月「エクスプレイ」14年11月「セロ」15年6月 「GR SPORT」19年10月 一部改良 21年4月) WLTCモード燃費 19.2km/l ※CVT
ラゲッジルーム
21年4月の一部改良で、より広い後方視界を確保するためサイドミラーを拡大したほか、オートライトを全車に標準装備するなど新法規への対応が図られた。コペンを今後どうするかについてダイハツからは特にアナウンスされていないが、このことからも、当面は現役を続行するものと考えてよさそうだ。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.148「2023 軽自動車のすべて」の再構成です。http://motorfan-newmodel.com/integration/148/