新型アルファード/ヴェルファイアの新車装着タイヤに横浜ゴムの高性能タイヤ「アドバンV03」が採用

横浜ゴムはこのほど、トヨタが6月21日に発売した新型ラグジュアリーミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN V03(アドバン・ブイゼロスリー)」の納入を開始したことを発表した。装着サイズはアルファードが225/65R17 102Hと225/60R18 100H、ヴェルファイアは225/65R17 102H。

アルファード/ヴェルファイアにふさわしい高い操縦安定性と快適な乗心地、静粛性を実現。さらに軽量化によって転がり抵抗を低減

アドバンV03は、横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」シリーズのハイパフォーマンスタイヤ。今回装着されたタイヤの開発では、パターン、プロファイル、タイヤ構造に対し車両特性に合わせた専用のチューニングを施すとともに横浜ゴム独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)※」による進化計算(遺伝的アルゴリズム)により導き出した最適なピッチ配列を採用することで、アルファードヴェルファイアにふさわしい高い操縦安定性と快適な乗心地、静粛性を実現している。さらに軽量化設計により、転がり抵抗を低減させている。
※Humans and AI collaborate for digital innovationをもとにした造語

なお、「HAICoLab」では「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見を促し、デジタル革新を目指している。同製品においても現実データとシミュレーションにより生成、収集した仮想データを用いたAIによる予測や分析、探索を行い、開発に活用している。

「HAICoLab」の概念図

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