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パナソニック製の高品質コンプレッサーを搭載した本格派
記録的な猛暑が続くこの夏、それらのポータブル家電に続く第三のツールとして注目を集めているのがポータブルクーラーだ。別名「ミニクーラー」「ポータブルクーラー」「スポットエアコン」とも呼ばれるこちらは、室外機が一体型になっているため野外への持ち出しも可能。家庭用コンセントやUSB電源に挿すだけで気軽に使用できる。扇風機やサーキュレーターよりも効率よく温度が下げられるため、熱中症予防にも最適といえる。
なかでも、ここで紹介するEENOUR『スポットクーラー3.0 PA600』は、リリースされたばかりの最新作。ポータブルクーラーというと簡易的なモデルも少なくないが、アウトドアでの涼しさを追求した本格スペックとなっている。
となると気になる仕様をチェックしてみよう。冷却性能のカギを握る心臓部には、1.758Kw/6000BTUの冷却能力を発揮するパナソニック製の2気筒7.5ccコンプレッサーを搭載。ルームエアコンに匹敵するパワフルなクーリング性能を実現しているのだ。それでいて自然界に存在する物質にて構成される自然冷媒R290を採用し、優れた環境性能を両立しているのが特徴。
本体のカラーはグリーンとブラック。スクエア状のオシャレなデザインとなっており、アウトドアはもちろん、自宅やガレージでも違和感なく使えるのもポイントだ。
幅広い温度調整や多彩なモードなど機能面も充実
先述の通り、室内機・室外機一体型のため設置に面倒は一切なし! 電源スイッチを入れるだけですぐに使用できるこのポータブルクーラー。重量はわずか13.8kgと2〜3歳児と変わらないくらいで、本体にはハンドルも付いているので持ち運びもスムーズ。それでいて6畳間用ルームエアコンと同等の冷却性能を備えているというのだから侮れない。
さらに機能面も抜かりなく、温度は16〜31℃まで設定可能。冷房や送風、除湿など4つのモードを備えており、リモコンでのリモートコントロールもできる。テントやリクライニングチェアでリラックスしたまま、手元で調整できるので便利だ。また送風口にはルーバーが設けられおり、広範囲に冷たい風を送り届けられるのも魅力。二人、三人で涼しい風をシェアできる。
効率良く冷やせるデュアル換気システムを採用
さらにPA600では外気の導入と排気を別系統に分けたデュアル換気システムを採用。テントや車内など密閉された空間で使用する際は、ダクトを追加して熱気を外に排出することで、効率よく冷やすことができる。
エアコン使用に伴い発生する水(結露)についても、的確な排水コントロールが行うことで、水漏れの心配を完全払拭。安心して使用できるモデルに仕上げられている。
自宅やガレージでの普段使いから、キャンプや車中泊といったアウトドア利用まで、幅広いシチュエーションで活躍してくれるポータブルクーラー。この夏一番の注目株といえる。