TOHPO『消臭』シリーズは光触媒を練り込んだマットや収納用品で夏ならではのニオイも閉じ込める!【CarGoodsMagazine 夏レジャー旅グッズ特集】

夏はなにかとニオイが気になる季節だ。雑菌が繁殖しやすい温度と湿度になるからだろう。アウトドア・レジャーの帰りなどは特に問題だ。汗を吸ったレジャー後の靴や靴下、衣服などはニオイを放ちやすい。おやつや軽食で出たゴミなども悪臭の原因だ。これら車内の悪臭対策としては、消臭スプレーを使ったり、空気清浄機を使うなどの手もあるが、ここでは消臭効果のあるボックスやトレーを使うという手法を紹介しよう。

消臭効果のある薬剤をPVCに練り込んで成形

未来科学がTOHPOブランドで発売している消臭シリーズは、大阪ガスケミカル社が開発した消臭機能を持つ薬剤をPVC(ポリ塩化ビニル)に練り込んで作られている。
これは約2時間で、生ゴミ臭のもとになる硫化水素を95%、アンモニア臭は50%、酢酸は99%減らすという。樹脂自体に光触媒の消臭材を練り込んで成形しているので、製品の全面に消臭効果が有り、表面積も広いので消臭効果が高い。また、このシリーズはいずれも国内生産しているので、安定した高い品質が期待できる。

TOHPO『消臭【コンフォート】バケット フロント((実勢価格:1480円前後)』
TOHPOの『消臭』シリーズのフロアマットを使えば、足もとのニオイを効果的に抑制できる。

前席、後席のフロアに敷くマット状のタイプは、使っていれば、そのままで足もとの悪臭を低減してくれる。靴や足から出るニオイに効果が大きいだろう。デザイン違いで『消臭【コンフォート】バケット』と『消臭【ハニカム】バケット』があり、それぞれフロント用とリヤ用がラインアップされている。幅にはおおきなちがいはないが、フロントのほうが縦方向が長いサイズ設定だ。
また、ミニバンの後席用には『消臭【サンライズ】ミニバン』という大型のマットも用意されている。これは左右席のフロアを1枚でカバーするサイズになっている。

TOHPO『消臭【サンライズ】ミニバン(実勢価格:2980円前後)』
真ん中で折れ曲がりやすく、後席のスライドにも対応できる。

光触媒効果で繰り返し使える

より汎用性が高い製品としては、トレーとボックスがある。『消臭マルチトレイ』は、車内でも脱いだ靴などを置いておくのに便利なサイズだ。家庭でも趣味でも仕事場でも、様々な場面で使えるだろう。
より深いものとしては、消臭できる『マルチBOX』がある。こちらはゴミ箱的にも使えるようなサイズなので、食事で出たゴミなどを入れるのもいいし、汗を吸ったウエアを入れておいたりするのにも便利だ。

TOHPO『消臭マルチトレイ(実勢価格:980円前後)』
約30×38cmのトレーだ。

いずれも本体そのものの光触媒で悪臭を分解する働きをするので、液剤などで消臭するものとは異なり、減ってしまったりなくなってしまうことがなく耐久性が高い。汚れたら丸洗いできるので気兼ねなく使うこともできる。
また、PVCは経年変化で立っている縁が開いていってしまうという弱さがあるが、『消臭【ハニカム】バケット』『消臭【サンライズ】ミニバン』『消臭マルチトレイ』は縁の一部の形状を工夫してヘタリ防止設計となっていて、長期間にわたって開きを防げるようになっている。

TOHPO『消臭できるマルチBOX(実勢価格:1480円前後)』
縦20×横27×高さ15cmのボックス。

表面加工などではなく、樹脂そのものに消臭材を練り込んでいるので効果も大きく、長持ちするこの『消臭』シリーズ。うまく活用できれば夏のレジャー後の車内がより快適にできるだろう。

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…