おっ、カッコいいぞ。三菱が新型コンパクトSUVの外観デザインを先行公開! 8月10日に開幕するインドネシア国際オートショーでワールドプレミア

三菱自動車はこのほど、8月10日〜20日にインドネシアで開催される第30回インドネシア国際オートショーにおいて、新型コンパクトSUVを世界初披露すると予告し、それに先立って外観デザインを初公開した。この新型SUVはミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県)にて生産され、今年11月に発売される予定だ。

「Silky & Solid」をコンセプトに、優雅さと堅牢性を融合させたスタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザイン。アセアンの都会からアウトドアシーンまで圧倒的な存在感を発揮するスタイリングを実現

新型コンパクトSUVのボディサイズは、全長4390×全幅1810×全高1660mm。同ショーでは、1.5LエンジンとCVTを搭載する前輪駆動モデルが披露される予定だ。

この新型SUVは「Silky & Solid」をコンセプトに、優雅さと堅牢性を融合させたスタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザインとし、アセアンの都会からアウトドアシーンまで圧倒的な存在感を発揮するスタイリングを実現。ボディ上部はフロントのスリーダイヤからサイド、リヤへと流れるように繋がるスリークなサーフェイスとフローティングルーフによって、シルクのように滑らかな軽やかさを表現している。ボディ下部はクラストップレベルとなる222mmの最低地上高や18インチのホイールと大径タイヤによって悪路走破性を確保しながら、アスリートの敏捷性を表現する筋肉質なフェンダーフレアとすることで、SUVらしいソリッドで力強いプロポーションとしている。

フロントではデザインコンセプトに合わせて「ダイナミックシールド」を進化。パワートレインのパフォーマンスを象徴するフロントグリルを左右バンパーでプロテクトする造形を立体的に一体化させることで、奥行き感のあるスポーティなフロントフェイスに仕上げている。LEDデイタイムランニングランプは、L字型とスリット状の造形を組み合わせてT字型に発光させ、遠くからでもひと目で三菱車と分かるアイコニックなデザインとするとともに、ワイド感のあるスタンスを強調している。

ボディサイドは彫刻的な前後フェンダーフレアやキャラクターラインによって、張りのある立体的な面構成にメリハリをつけ、SUVの逞しさや躍動感を表現。リヤにおいてもフロントと同様にT字型のLEDテールランプを採用し、ワイドで安定感のあるデザインを実現した。

この新型SUVについて、渡辺誠二デザイン本部長はこのようにコメントしている。
「今回の新型車は、近年ニーズが高まっているコンパクトSUV市場に向けて、デザインをいっそう進化させました。三菱自動車らしい堅牢性や力強さに加え、これまで以上にスタイリッシュで、エネルギーに満ち溢れ、個性を際立たせたデザインを追求しています。まもなく開幕するインドネシア国際オートショーの会場で、このクルマを通して、より多くのお客様に三菱車の魅力を知っていただき、共感していただけることを期待しています」

なお同ショーでは、新型コンパクトSUVとともに、軽EV「eKクロス EV」を海外初披露するほか、インドネシアで現地生産予定のワンボックスタイプの軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」を参考出品するとともに、インドネシアで販売するクロスオーバーMPV「エクスパンダー」「エクスパンダー クロス」、ミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」が披露される。

また、三菱自動車ブースにおいて、今回の新型コンパクトSUVで初搭載となるヤマハと共同開発したオーディオシステム「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」が試聴できる専用コーナーを設置。新型コンパクトSUVの車内で、今回のオーディオシステムの特長である、輪郭のはっきりとした中高音や躍動感のある低音を実際に聴くことができる。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部