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1.3Lターボエンジン+モーターで総合280psを発揮。EVモードでの走行距離は74km
トナーレ・プラグインハイブリッドQ4は、15.5kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードで72kmのEV走行が可能だ。これにより、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーできる。
フロントにはトラクションを供給する1.3L直列4気筒ガソリンターボエンジン(180ps/270Nm)と6速AT、リヤには128ps/250Nmを発するモーターを搭載。総合で280psを発揮し、0-100 km/h加速を6.2秒(欧州参考値)でこなす。
走行中の車両のトラクションは常に管理され、パフォーマンスと効率の面で高い性能を発揮する「Q4 All-Wheel Drive System(オールホイールドライブシステム)」を搭載。あらゆる路面コンディションにおいて、比類のないドライビングプレジャーを実現する。なお、走行中は、「ALFA DNAドライブモード」により、以下3つのドライブモードを選択することができる。
●ADVANCED EFFICIENCY
電気のみで⾛⾏するモード。最高速は135km/h。バッテリーの充電レベルが低下した場合やアクセル全開加速をした場合は、自動でNATURALモードに切り替わる。
●NATURAL
システムを最も効率的に利⽤できるように、パワーや燃料消費を最適化したモード。モーターで⾛⾏を開始し、充電レベルの低下と合わせて、エンジンを利用する。
●DYNAMIC
エンジンとモーターを組み合わせた、スポーティなドライビングモード。スロットルの応答をシャープにすることで、フルパワー時にギヤシフトが早期化し、減速時にはトルク配分を最適化し、回生量が増加する。
センタースクリーンにはPHEV専用の「ハイブリッド」ページが追加され、エネルギーフローの確認、⾛⾏履歴の確認、充電予約の設定、充電設定等が可能となる。「e-Save」ボタンのクリックで、バッテリーの充電レベルを上げるe-Saveモードがオンに。また、ブレーキングと回生からエネルギーを回収する「バッテリー節約」モードと、エンジンを使用して設定した目標レベル(40%+、60%+、80%+)まで充電する「バッテリー充電」モードの切り替えも可能だ。
エクステリアの特徴として、チャージポート側のドアリヤガラスに施された「エレクトロ・ビショーネ」のアイコンが挙げられる。アルファロメオブランドの象徴である蛇(ビショーネ)が電動化したデザインであり、ブランドの核となるスポーティネスを継承しながら、電動化への「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現している。さらに、「Veloce(ヴェローチェ)」グレードのリヤ側には、クロームのデュアルエキゾーストパイプを装備し、スポーティネスを演出している。
ボディカラーは、アルファ ホワイト、アルファ レッド、アルファ ブラック、ヴェスヴィオ グレー、モントリオール グリーンの5色(Tiグレードはアルファ ホワイト、アルファ レッドの2色)が設定された。
特別限定車「サンルーフエディション」を設定
トナーレ・プラグインハイブリッドQ4の日本導入に際し、特別限定車「サンルーフエディション」が設定された。「Veloce(ヴェローチェ)」グレードをベースに、サンルーフとハンズフリー機能付き電動テールゲートを特別装備。ボディカラーは、モントリオール グリーンとヴェスヴィオ グレーの2色から選べる。税込車両価格は755万円だ。
なお、この「サンルーフエディション」は既存のマイルドハイブリッド仕様車にも設定された。税込車両価格は625万円。
●アルファロメオ「トナーレ・プラグインハイブリッドQ4」ラインナップ
・Ti(受注生産):675万円
・Veloce:740万円
・サンルーフエディション(特別限定車):755万円
※価格は消費税込み