お台場パレットタウン跡地にEVカートコースが開業予定
東京23区内では唯一のモータースポーツ・サーキットコースとなる「シティサーキット東京ベイ」は、レーシングカートの国内最高峰大会「全日本カート選手権」でEV部門の車両開発を手掛けるトムスが専用に開発したEVレーシングカートとシミュレーターを使用し、屋外および屋内コースで本格的な都市型レーシング体験とVRなどによるeモータースポーツを体験できる。
当施設は、2022年8月で営業を終了した東京・お台場のパレットタウン跡地に建設され、敷地面積は約1万1000㎡、約1600人を収容できる大型施設になる予定だ。2023年10月下旬の開業を予定している。
屋内コースでは、プロジェクションマッピングなど新技術を活用した今までにないドライビング体験を演出するほか、キッチンカーによる飲食、ラウンジやサウナなどの併設も計画しており、モータースポーツファンからファミリー層までが一日中楽しむことのできる空間を提供する。
施設の立地は、複合施設「パレットタウン」跡地の一部で、現在再開発が進む東京臨海副都心エリアに位置する。EVカートは、「静音」「排出ガス無し」「デジタル制御」という特性を持つことで、騒音の軽減、環境負荷の低減、安全性の向上を実現でき、今まで郊外という立地に限られていたサーキットを都市部に作ることが可能になった。利便性の高い立地で、かつ夜間の営業も可能となり、インバウンド観光や夜間レジャーの促進も期待される。
今後、シティサーキット東京ベイでは、ゲーム、映像、音楽、メタバースなどあらゆるテクノロジーを取り入れ、eスポーツとのデジタルツインを推進することで、一層革新的なエンターテインメント体験を提供していく。