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冷蔵機能に留まらない温・冷双方のマルチ活用
持ち運び式の冷蔵庫をクルマに持ち込む習慣が一般的になってから、早10年あまりが経つだろうか。かつてはキャンパー向けの小型型品やカジュアルな単機能品と、その選択肢は限られたものだった。それがポータブル電源が市民権を得るようになって以来、その数と種類も劇的に広がっている。最近では、異なる温度設定が可能なセパレート貯蔵型まで一般的になりつつある。冷蔵と冷凍を分けて出先に持ち運ぶことも実に容易になった。
その最先端に来るのが本機だろう。冷凍・冷蔵はもちろん高温での保温も可能になり、大容量モデルの『UL 18DE』なら、下はマイナス18度から上は60度まで、設定温度の幅はなんと最大78度にも到達。3部屋分を個別に温度設定できるようになり、冷凍品から冷蔵品、そしてぽかぽかの温め品まで、異なる適温を維持したまま同時に持ち運ぶことが可能になっている。冷蔵庫ではなく冷温庫。その用途は幅広い。
家族みんながその恩恵に預かれる
キャンプを始めとするアウトドアユースはもちろん、最近人気の道の駅めぐりによる地域品買い付けドライブにもうってつけで、申し分のない備えと言えるだろう。給電は、AC100V(コンセント)、DC12V(シガーソケット/アクセサリーspケット)に蓄電池の3WAY。自宅・車内、そしてアウトドアと、使用場所も選ばない。
自分はもちろん、家族みんなが恩恵を受けられる家財道具としても、そのパフォーマンスは出色。一家に1台あれば、家族全員の旅の質もグンと上がるはずだ。